「ポリティカルパン」初回ストーリー展開【振り返り】
第1回では、増税や物価高に苦しむ人々の一方で、使途が公開されない官房機密費が政界で動いている実態が浮かび上がる。弥生は、政治の金を盗むため、政治家一族の娘を衆院選に担ぎ出す。世襲や選挙制度への疑問も交錯するなか、金と権力がものをいう政治の世界に、弥生たちが挑むことになる。
【以下、ネタバレ】
ニッポニアを襲う増税や物価高の影響で、弥生の行きつけの食堂も閉店に追い込まれた。泥棒仲間のルイ(コットン・きょん)とともに、弥生は盗みの稼ぎもままならない不景気を嘆く。そんななか、テレビでは元有名政治家の樺島響子(余貴美子)が、使途の公開義務がない官房機密費の存在を糾弾していた。政治の中枢・永谷町に大金があると知った弥生は、「お宝見つけた」と目を輝かせる。
国自党の議員食堂では、夏目と甥の花園銀二(JO1・川西拓実)も同じ番組を見ていた。銀二がスキャンダルになるのではと尋ねると、夏目は「マスコミが追いかけない。追いかけなければ続報が出ない。出なければ、忘れられる」と冷静に説明。「有権者のほとんどは、政治に興味がない」と続けた。
官房機密費を盗む放送を探す弥生は、「パウロ」と呼ばれる男(渡部)に近づき、政界に通じる情報屋を紹介してほしいと頼む。パウロは官房長官室が「ニッポニアで2番目に警備が厳しい場所」だとして呆れつつ、「金を盗みたければ国会議員になれ」と助言した。
弥生が目をつけたのは、士郎の娘・雅。名門の政治家一族に生まれながら、夜遊びを繰り返す無職の雅。弥生は彼女をクラブから連れ出し、酔った勢いで「国会議員に、おれはなる!」と宣言する様子を動画に収めた。翌日、正気に戻った雅は出馬を拒むが、弥生が幼い頃から夢見てきた「世界を股にかける大泥棒」への思いを聞き、心を動かされる。「大好きな人たちが少しでも楽に生きられるように、大泥棒になってみんなにお金をあげたい」という弥生の言葉を受け、雅はきたる衆院選への立候補を決意した。
