■世界を獲れ!
甲子園ではプレーだけでなく、前向きで力強いコメントでも魅せた清宮。清宮監督は著書『最強のコーチング』(講談社+α新書)で言葉の力について《目的を明確化することについては、私は自分自身にも課していることがある。それは、つねに『有言実行』することだ》と触れている。
清宮に対して、幼いころから「世界を獲れ!」と言い続け、小学校にあがると、父親のラグビーの試合の分析を厳命。さらに、ラグビーの試合後のパーティーでは壇上に上がらせて、あいさつや試合の感想を述べさせていたというのだ。
前出のインタビューで、清宮監督は「一流の選手になれるかなれないかは頭だと思っています。思考するという習慣をつけないといけない」と持論を展開。プロ顔負けのコメント力も教育のたまものだった。
■「場」の力
清宮監督は01年に早稲田大の監督に就任した際、練習環境の向上にも力を注いだといい、同書では《人間は『場』の力を借りて大きく飛躍できる》とコーチング術を紹介。それは子育てでも同じだ。