年明け1月9日には千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で新人合同自主トレがスタート。吉田輝はこれに備え、プロ仕様の体に仕上げている。一時期はウエートトレーニングなどで「(周囲に)太ったと言われた」と体重が86キロまで増加したが、現在は夏の甲子園時と同じ81キロ。右肩の状態も「長い時間休めたので疲れも取れた。100%に近いくらい回復できている」と準備万端だ。
元日に始動する。自宅近くの神社に初詣に行った後、金足農高の先輩と2人で自作のイベント、自称「元旦マラソン」を開催する。「走ったことないくらいの長い距離を走りたい。普段は走ったことがない場所を探検的に」と2、3時間かけて20キロ程度を長靴で走る計画だ。「一応、高校生最後。雪を味わってから行きたい」。最速152キロの直球を生む粘り強い下半身を作り上げた雪上トレで、故郷に別れを告げる。 (中田愛沙美)
★球数制限に持論
新潟県高野連が、来年の春季大会で投球数を1試合につき100球までにする球数制限を導入することを決定。今夏の甲子園で881球を投げた吉田輝は、この制限について問われると「(自身は)あれでけがしているようでは、上の世界では通用しない」ときっぱり。「強い高校は無理する必要はないと思う」と話しつつ、ほぼ1人で投げ切って全国準優勝した自負をのぞかせた。