北海道電力泊原発1~3号機(泊村)について、地震への備えが十分ではなく、人格権が侵害される恐れがあるとして、地元住民の男性ら2人が現在定期検査中の3基の運転差し止めを求める訴訟を起こし、札幌地裁で17日、第1回口頭弁論が開かれた。北海道電側は請求棄却などを求めた。
提訴は4月4日付。泊原発を巡っては、札幌地裁が5月31日、津波対策の不備などを理由に運転差し止めを命じた。北海道電側、住民側の双方が控訴している。
原告の1人はこの訴訟にも関わっており、北海道電側は訴えの却下を求めた。原告2人は別の日程で審理が行われる。
訴状などによると、泊原発の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の策定方法は科学的に間違っていると主張。近くで地震が起きれば、泊原発は壊れ、周辺住民などの生活に影響を及ぼす恐れがあるとしている。
