千葉県は22日、静岡県熱海市で昨年7月に発生した土石流災害を受けて実施した盛土の総点検の結果を公表した。対象となった計2898カ所のうち5カ所では、土砂などの崩落で住宅や公共施設などに被害が生じる可能性があるとし、県や地元市町を通じて事業者への是正指導などを行っている。
県によると、崩落被害が生じる恐れがあるのは君津市豊田旧野中▽旭市行内▽市原市上高根▽多古町南玉造▽同町出沼-の5カ所。このうち同町南玉造では昨年6月に盛土が崩落し、県道に流れ込む事態が発生した。同町によると、現在も業者が安全対策を進めている最中で、近隣住民は夜間に避難生活を余儀なくされている。
点検は昨年8月~先月、目視などで実施した。