終電間際のターミナル駅といえばかつて、飲み会帰りのサラリーマンやOL、学生らの姿であふれかえっていたものだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、その光景は一変した。コロナ禍に対応したテレワーク(在宅勤務)が普及するなか、JR東日本とJR西日本が終電時間の繰り上げを検討すると発表。ネット上でも大きな反響があり、「いいかもね!」「いろいろ不便な事が起こりそうな気がする、、」と賛否が分かれている。
コロナ禍でキャバクラやホストクラブなど「夜の街」に繰り出す人が一気に減り、深夜帯の電車を利用する人も減少。「まーーーーじで終電の空き方がおかしい…」と実感を込めてツイートした人もいた。「これは問答無用で繰り上げされるわ」「終電すいててそりゃ繰り上げとか話出てくるわなぁと思う」「この流れは、止まらない気がするな」と、ネット上では終電繰り上げに賛成する意見が目立つ。「あとは関東私鉄もそれに関連して時間調整も出てくると思う」といった予想も。他の鉄道事業者も、影響力の大きいJR東とJR西の方針に追随する可能性もありそうだ。
「もっと呑みたいなら早くから行けばいいので働き方改革にもなる」「働き方改革・残業撤廃と一体で終電を繰り上げ、夜はゆっくり眠れる生活様式の復旧を」と願う人もいた。終電の繰り上げが「働き方改革」を後押しし、ライフスタイルの大きな転換点になるととらえたようだ。