台風浸水で波紋…「ハザードマップ」は資産価値に影響するのか? 危険指摘エリアに買い手がつきづらくなる可能性も

 台風19号が通過した際にも江戸川区には「避難勧告」が発令された。だが、幸いにもほとんど被害がなかったことが判明。流れる荒川の水位も一部を除いて氾濫の危険を警告する水準にすら達しなかった。流域の一部とはいえ、水位が堤防を越えた多摩川とは対照的だ。

 これは流域の雨量の差というよりも、荒川では巨大な貯水池の建設など、長年の治水事業が行われた結果だろう。

 ハザードマップは大いに参考にすべきだが、水害の原因は高低差だけではない。治水事業の有無や規模も参考にした方がいい。昭和以降、多摩川は度々、氾濫しているが、荒川ではほぼなかったと記憶している。

 ■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案・評論の現場に30年以上携わる(www.sakakiatsushi.com)。著書に「マンションは日本人を幸せにするか」(集英社新書)など多数。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 巨人・橋上秀樹監督代行、退任へ 後任候補に松井秀喜氏、高橋由伸氏、川相コーチら 阿部慎之助前監督は球団復帰へ

  2. ひよっこ【10/26第56回】“慶応ボーイ”島谷(竹内涼真)「すずふり亭」近くでみね子(有村架純)にかける言葉

  3. 長嶋一茂、お金持ちの理由とは… プロ野球引退後の貯金額も明かす

  4. ブラッサム【展望】第5週(10/26~)動き出す「作家・葉野珠」の道、高良健吾、遠藤憲一、井浦新ら登場!保(金子大地)との関係も進展

  5. ブラッサム【10/26~第5週】秋山(高良健吾)ら新キャラ続々!珠(石橋静河)と保(金子大地)の関係にマキ(中村優子)疑念

今、あなたにオススメ