「いいねダンス」でアキレス腱断裂も…U.S.A.外傷にご用心 踊る前に水分補給、ストレッチも忘れずに

16年ぶりに紅白に出場する「DA PUMP」

 NHK紅白歌合戦に16年ぶりに出場するダンス・ボーカルグループ「DA PUMP」。大ヒット曲「U.S.A.」は特徴的なダンスも人気となった。忘年会や二次会のカラオケで挑戦する人も多いが、中高年がいきなりやると、アキレス腱(けん)断裂やぎっくり腰など「U.S.A.外傷」のリスクも指摘されている。名誉の負傷をしないためにはどうすればいいのか。

 「バブリーダンス」「恋ダンス」など、毎年流行するダンスが出てくるが、今年の1曲は「U.S.A.」だろう。

 サビの部分で片手の親指を立ててグッドポーズを作りながら、片足で元気よく飛び跳ね続ける通称「いいねダンス」は見た目には楽しそうだが、思わぬ大けがをする恐れもあるという。

 「お酒を飲んでいると、水分を十分取っているように感じても、アルコールは利尿作用があり、むしろ脱水状態になります。その上寒い時期に、準備運動なしで踊っては、けがをするリスクは高いです」と指摘するのは、カイロプラクティックHana(東京都渋谷区)の金本裕子院長だ。

 いかにすれば「U.S.A.外傷」を回避できるのか。「余興でダンスを披露すると決まったら、その日から簡単なストレッチを心がけましょう。例えば立っているとき、両脚全体で床を押すように力を入れるだけでも膝やおなかが伸びます。座っているときも、足の指を床につけて押して甲を伸ばしたり、足首を曲げた状態でかかとで床を押すとアキレス腱を伸ばせます。この隙間時間の運動の積み重ねで、けがをしにくい体に変わっていきます」と前出の金本氏はアドバイスする。

 さらに「水分不足の予防に、当日踊る前はノンアルコールを飲むか、忘年会の料理に汁物を食べるようにするだけでも違います」と続ける。

 「大事なことは、当日だけでなく、普段からこまめにストレッチをして、体の反応力を上げておくこと」と金本氏は強調する。

 何だかたいへんだが、楽しい忘年会を過ごすためにも準備が重要ということだ。

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