将棋の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=は20日、早指し棋戦「将棋日本シリーズ第42回JTプロ公式戦」の決勝を翌日に控え、対戦相手の豊島将之九段(31)とともに、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで記者会見に臨んだ。
3回目の出場で初優勝を狙う藤井四冠は「豊島九段とは今年数多く対局しているが、早指しは今年初めてなので新鮮な気持ちで臨めればと思っている」と語った。
一方、昨年4年ぶり2度目の優勝を果たし、今年は連覇がかかる豊島九段は「(以前連覇がかかったときは)最後のところで悔いが残る将棋だったので、悔いがないように指せれば」と気を引き締めた。
また早指し将棋について藤井四冠は「読みを省略して決断力で指していくのかなというのがある」と説明。豊島九段は「基本的に将棋は将棋だが、新たな気持ちでいけたら」と述べた。
両者は今年、王位戦、叡王戦、竜王戦の「十九番勝負」で激闘を繰り広げてきた。今年最後の〝因縁の対決〟は21日午後、千葉市の幕張メッセで指される。

