木の実ナナは泣き崩れ…小川知子は「心臓がドキドキ」　芸能界から悲しみの声

横溝正史原作の金田一耕助シリーズなど、多くのドラマや映画で味わい深い演技を見せた俳優、古谷一行（ふるや・いっこう、本名＝かずゆき）さんが８月２３日、死去したことが２日、分かった。７８歳。所属事務所が発表した。死因は非公表。関係者によると、急死だった。葬儀は家族で行った。後日、お別れの会を開く予定。

古谷一行さんの訃報が流れた２日、芸能界に悲しみの声があふれた。

１９８２年から２００７年まで放送したテレビ朝日系「混浴露天風呂連続殺人」シリーズで共演し、４０年以上の交流があった女優、木の実ナナ（７６）は知らせを聞いてショックを受け泣き崩れてしまったという。

サンケイスポーツの取材に関係者は「コメントを出せる状態ではありません。一番の親友で、親しい俳優さんでしたから。７月末に体重が減ったという報道を見て心配して古谷さんに電話したときは、元気そうで安心したと言ってたんですが…」と説明した。

ＴＢＳ系「金曜日の妻たちへ」などで共演した小川知子（７３）はインスタグラムを更新し「突然のことで心臓がドキドキしてます。闘病されていたのですね」と驚きを告白。古谷さんの遺作映画「おもいで写眞」で共演した元乃木坂４６の女優、深川麻衣（３１）は「現場でいただいた言葉は、これからの自分の一生の財産です」と感謝をつづった。