「君の名は。」聖地巡礼 「君の名は?どこから?」「香港から来た ラム」図書館にファン殺到

 観客動員数が1000万人を、興行収入が130億円を突破したアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)。大ヒット作の舞台のモデルになったという岐阜県飛騨市を訪れるとファンの「聖地巡礼」で観光が活性化する可能性が見えてくる。

「もうすぐ電車が来ます。シャッターチャンスですよ」

 JR東海の高山本線飛騨古川駅で、駅員のアドバイスに慌てて階段を上がる。お目当ては陸橋の上からプラットホームと線路沿いの町並みを眺める、映画とほとんど同じ風景。これに停車している特急ワイドビューひだが加われば映画のワンシーンを記念写真で再現できるのだ。飛騨市役所観光課は撮影スポットの窓の近くに特急の時刻表と「時間まで街中探索を楽しんでね!」と手書きで記した紙を貼り出し、町おこしに意欲を見せているようだった。

 駅から10分ほど歩いたところにある飛騨市図書館では、物語で重要な役割を果たす伝統工芸品・組紐を耳に巻いたミッフィーのぬいぐるみが出迎えてくれた。職員が映画のファンに柔軟な対応をし、SNSでの情報拡散を呼びかけたのが話題になったことから、飛騨市図書館は“聖地”の中でも特に人気になっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ