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トランプ氏、10年間所得税納めず 米紙報道 民主党側は追及へ

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産経新聞

 27日、米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領(AP) 1/2枚  【ワシントン=住井亨介】米紙ニューヨーク・タイムズは27日、20年以上にわたる納税資料を独自に入手し、トランプ大統領が過去15年間のうち10年にわたり、所得税を支払っていなかったと報じた。大統領選に勝利した2016年と就任1年目の17年の納税額はそれぞれ750ドル(約7万9千円)だったという。

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 野党・民主党としては、29日に行われる大統領選の第1回テレビ討論会を前に新たな攻撃材料を得た形だ。同党のバイデン前副大統領はこの問題を追及するとみられ、大統領選の争点になる可能性もある。

 トランプ氏は27日の記者会見で、「すべてフェイクニュースだ」と報道内容を否定。これに対し、バイデン氏と民主党の大統領候補者指名を争ったウォーレン上院議員はツイッターで、「富裕層と巨大企業のためのルールがあることを、トランプ氏は誰よりも熟知している」と批判した。

 同紙によると、トランプ氏はテレビ番組の司会などで得た4億2740万ドル(約450億円)の収入を、不動産投資の損失と相殺させる方法を用いて節税してきた。大統領に就任して最初の2年間に、国外のビジネスで7300万ドルの収入があったという。

 トランプ氏は16年の大統領選でも納税記録の開示を拒否。巨額の税金支払いを不正に免れたとの疑惑が浮上したが、就任後も歴代大統領の慣行である開示を拒んできた。連邦最高裁は7月、開示を拒む同氏の主張を退け、下級審に差し戻している。

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  • トランプ米大統領=9月26日、ホワイトハウス(ロイター)

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