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米大統領選 「彼はトランプ氏ではないから」がバイデン氏支持の最大理由

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1/1枚  米シンクタンクのピュー・リサーチセンターが行った米大統領選挙の世論調査によると、民主党候補のジョー・バイデン氏を支持する人の過半数が、支持の理由に「彼がトランプ氏ではないから」を挙げた。「リーダーシップ・実績」「政策方針」を大きく引き離しており、政治家としての評価より、トランプ氏嫌いが支持の柱になっている可能性を示した。

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 調査は7月27日~8月2日に、両氏について支持または支持に傾いている主な理由を有権者に聞いた。トランプ氏を支持する1762人、バイデン氏を支持する2710人の回答を集計した。選択式ではなく自身の言葉で述べてもらい、複数回答可とした。

 バイデン氏の支持者のうち、支持の理由を「トランプ氏ではないから」としたのは56%で、2位の「リーダーシップ・実績」(19%)の3倍近くにのぼった。3位の「個性・性格」は13%で、「その他」を除いた他の理由は1桁だった。トランプ氏への反感が2位以下に大きく差をつけており、バイデン氏にとって〝反トランプ氏〟が支持を固める圧倒的な原動力という結果になった。

 一方、トランプ氏支持層のトップは「リーダーシップ・実績」で23%を占めた。2位は「政策方針」の21%、3位が「バイデン氏ではないから」(19%)など。バイデン氏と比べ、突出した理由はなかった。

 また、トランプ氏の支持者のうちトランプ氏の勝利を確信していると回答したのは90%に対して、バイデン氏の支持者でバイデン氏の勝利を確信しているとしたのは82%とわずかに差が見られた。

 同時期に行った調査では「誰が大統領選に勝つかは深刻な問題」としたのは83%で、トランプ氏がヒラリー・クリントン氏と戦った前回(2016年)の世論調査の74%を上回り、00年以降で最も高い数値となった。米国民の大統領選に寄せる関心はかつてないほど高いようだ。

 支持率はバイデン氏が53%で、トランプ氏の45%を8ポイント上回った。ただ、候補者に寄せる支持の強さを見ると、トランプ氏を支持した人のうち「強く支持する」は66%を占め、バイデン氏の支持者で強く支持するとした46%を20ポイント上回っており、波乱の要素もみせている。

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