記事詳細

2018米中間選挙 忍び寄る露の干渉 投票システム侵入で結果書き換え狙う

更新

投開票システムがサイバー攻撃に弱い州 1/2枚  7月13日。米首都ワシントンに隣接するメリーランド州で、有権者を驚愕させる出来事が発覚した。

<< 下に続く >>

 「州選管の票集計や有権者登録システムの運営を請け負う地元のソフトウエア企業が、ロシアの投資会社に買収されていた」

 州都アナポリスで緊急記者会見を開いたトーマス・ミラー州上院議長とマイケル・ブッシュ州下院議長によると、問題の投資会社は「アルトポイント」という名称で、2015年に地元ソフト企業「バイトグリッド」を買収した。

 州議会トップ2人が衝撃を受けたのは、投資会社の最大出資者がウラジーミル・ポターニン氏というロシアの大富豪であることが最近になって分かったためだ。

 選管関係者によると、ポターニン氏はプーチン露大統領と「親密な関係」にある。アルトポイントの業務執行役員もジェラルド・バンクス(旧名ゲルマン・アリエフ)氏という、姓名を米国風に変えた露大富豪だった。

 2人は連邦捜査局(FBI)に通報し捜査を依頼。ミラー氏は、ロシアが投資会社を通じて州選管に不正行為を仕掛けた証拠は現時点で見つかっていないとしつつ、こう訴える。

 「(米露の)冷戦は現在も続いている。ロシアは悪の帝国だ。私たちの選挙プロセスをカネで買い、玄関先まで押し寄せている」

 アナポリスでの記者会見と同じ日、連邦大陪審は16年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで入手してネット上で暴露する「選挙干渉」に関与したとして、露軍情報機関「参謀本部情報総局」(GRU)要員だった12人を起訴した。

写真一覧

注目ニュース

    アクセスランキング

    iza! ソーシャルメディア公式アカウント

    • twitter
    • facebook
    • google+
    • iza!を読む