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阪神D1位・佐藤輝やっぱ持っテル!沖縄ラスト実戦ラッキー適時二塁打締め

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サンケイスポーツ

1回、適時二塁打を放つ阪神・佐藤輝。後ろは阪神・大山=ANAボールパーク浦添(撮影・水島啓輔) 1/2枚  (練習試合、阪神4-3ヤクルト、28日、沖縄・浦添)阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=が「3番・左翼」で出場。一回の第1打席にラッキーな左越えの適時二塁打を放った。3試合&10打席ぶりの安打でキャンプの実戦を終えた黄金ルーキーは、猛打賞をマークした燕の主砲・村上宗隆内野手(21)の打棒に「見習いたい」と刺激。ライバルの存在が、虎のドラ1をさらに強くする。

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◆ヤクルト木沢とドラ1対決制した

 やはり、何かを持っている。南国を沸かせ続けた黄金ルーキーへ、沖縄の空からささやかなプレゼント。佐藤輝がキャンプ実戦をラッキーなタイムリーで締めた。

 「まあ、普通のフライだったので。まだまだ(開幕まで)時間はあるので、しっかり調整して、アピールもしていきたいと思います」

 一回1死一塁。ヤクルトのD1位右腕・木沢(慶大)の151キロ直球を振り切った。高く舞い上がった白球に、一度は前進してきた左翼手・中山が、打球を見失う。慌ててバックするも、後方にポトリと落ち、先制の適時二塁打。自慢のパワーのおかげか、それとも風に乗ったのか。いずれにせよヒットはヒット。塁上でバツの悪そうな表情を浮かべたが、これが21日の広島戦(宜野座)以来、10打席ぶりに灯した「H」ランプだった。

◆待ってました!10打席ぶりヒット

 最後は運にも助けられ、キャンプ中の実戦は11試合で打率・366(41打数15安打)、2本塁打、9打点。近大時代の成績から挙げられていた「確実性に不安あり」という下馬評をいとも簡単に覆した。それでも、目指す高みはさらに上。この日は、プロ3年間で65本塁打を放っている燕の主砲・村上の打席を、左翼からじっと見つめ、3安打をマークした姿に刺激を受けた。

 「追い込まれてから逆方向にファウルとか打って、ちょっと甘めに来たらヒットにしていた。それは見習うところかなと思います」

◆燕主砲・村上最高のお手本に

 虎のドラ1はキャンプ中、「甘い球をとらえられるようにしたい」と常々口にしてきた。自らのバッティングの理想形を、すでに体現している男がいる。村上は同じ左のスラッガー。昨季は28本塁打(リーグ2位)、86打点(同2位)、打率も・307(同5位)をマークした。先にプロの世界に飛び込んだ1学年下の“先輩”は、佐藤輝にとって最高のお手本。盗めるものは、貪欲に吸収していく。

 「しっかり強く振ってというのが自分の持ち味なので、それは今後も貫いていきたいです」

 規格外のプレーで、見るものの度肝を抜いてきた沖縄での1カ月。確かな手応えと、たくさんの収穫を胸に、キャンプを打ち上げる。(原田遼太郎)

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  • 1回、阪神・佐藤輝の打球はレフトの中山の目測のはるか後方へ=沖縄県浦添市(撮影・今野顕)

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