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DeNAドラ1位・入江、開幕ローテへ3回0封 3失点の対外試合初登板から「脱力」で修正

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サンケイスポーツ

集中した表情で投げる入江。体からは無駄な力を抜き、好投につなげた 1/1枚  (練習試合、日本ハム3-3DeNA、27日、沖縄・名護)DeNAのドラフト1位・入江大生投手(22)=明大=が27日、日本ハムとの練習試合(名護)に先発。2度目の実戦登板で3回1安打無失点、無四球、2奪三振の好投を見せた。2回3失点に終わった初登板から修正力の高さを披露。チームでは6年連続となる新人投手の開幕ローテーション入りを大きくアピールした。

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 ハマのルーキーは、今年も実力十分だ。主力が顔をそろえた日本ハム打線を相手に、入江が堂々の投球。最速は149キロを計測し、目標の開幕ローテ入りへ前進した。

 「前回よりも低めに投げられた。同じミスをしなかったことが良かったと思う」

 プロ初の対外試合登板となった20日のロッテとの練習試合(宜野湾)では、一発を浴びるなど2回3安打3失点と課題を残した。ここから修正できるのが“ドラ1”たるゆえん。「誰が見ても分かるぐらい力んでいた。きょうは試合前のブルペンから『脱力』だけ考えて、それがマウンドで表現できた」と中6日で見違える姿を示した。

 高い修正力は、試合中にも光った。一回は近藤に対し変化球が抜け、最後は直球を中前に運ばれた。「真っすぐが低めに集まっていたので、変化球も同じ位置から曲げればゾーンにいく」と微調整。二回は直球を得意とする大田、渡辺に変化球で入ってストライクを先行させ、直球で2者連続の見逃し三振を奪った。

 栃木・作新学院高時代の2016年夏には清原和博(PL学園)に並ぶ甲子園記録の3試合連続本塁打を放って全国制覇。この日は中田、清宮、吉田ら甲子園を沸かせたスターたちの前で、大学時代に磨き上げた投手としての実力を発揮した。

 三浦監督は、試合後に開口一番「非常にいい投球。直球の走りも良く押し込めていた」と称賛。開幕ローテ入りの可能性にも「もちろん。このまま続けていってくれれば」と期待を込めた。

 チームでは16年の今永から5年連続で新人投手が開幕ローテ入りしている。「今日のように雨でも、逆に暑くても同じパフォーマンスが出せるよう準備したい」と入江。意識高く、先輩たちに続く飛躍を誓う。(浜浦日向)

 ◆入江について阪神・太田スコアラー 「投げるたびに良くなっている。きょうのような投球ができれば、ローテーション投手としての力は十分にある」

■入江 大生(いりえ・たいせい)

 1998(平成10)年8月26日生まれ、22歳。栃木県出身。小学3年時に今市レイダースで野球を始め、今市中時代は県中央ボーイズで投手、外野手で全国8強。作新学院高2、3年夏に甲子園に出場し、3年夏は優勝。明大に進み、東京六大学リーグ通算37試合に登板し、5勝7敗、防御率2.59。2021年ドラフト1位でDeNA入団。187センチ、87キロ。右投げ右打ち。独身。年俸1600万円。背番号22。

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