阪神D1位・佐藤輝、大野雄との初対戦は死球 2戦連続無安打も守備で魅せた
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(練習試合、中日1-8阪神、27日、沖縄・北谷)「3番・三塁」で出場したD1位・佐藤輝(近大)は「僕も打ちたいと思います」と話していた中日・大野雄との対戦で死球。4球目が右肘付近に当たった。
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この日は三回に遊失で出塁してマルテのタイムリーでホームを踏むも、4打数無安打。これで23日のDeNA戦(宜野座)に続き、2試合連続の無安打となった。
しかし、打てなくとも守備で魅せた。四回無死二塁。ボテボテの当たりに大きな声で反応すると、素手でキャッチ。そのまま素早く一塁へストライク送球した。九回1死ではベース付近で高くバウンドした打球を捕球し、矢のような送球。これは内野安打となったが、近大時代に本職だった三塁で大ハッスルだ。
28日のヤクルト戦(浦添)が今キャンプ最後の実戦。この日は取材対応がなかったが、打っても、守っても絵になる男が開幕スタメンへ向けて、有終の美を飾る。
◆阪神・佐藤輝について中日・大野雄 「初球から真っすぐをしっかり振ってきたし、いい打者だと対戦する前から思っていた。シーズン中、何度も対戦するので、抑えられるようにしていきたい」