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田中希実、4位も東京五輪へ「必ずつながってくる」クロスカントリー挑戦/陸上

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サンケイスポーツ

女子で力走する萩谷楓(2031)と田中希実(2039)=福岡市海の中道海浜公園 1/1枚  陸上の日本選手権クロスカントリーは27日、福岡市海の中道海浜公園で行われ、女子(8キロ)に出場した東京五輪女子5000メートル代表の田中希実(21)=豊田自動織機TC=は26分22秒で4位。起伏あるコースで自然とペース変動が激しくなるクロスカントリーをトラックレースでの強豪との戦いに仮想し、本番に向けて課題を得た。萩谷楓(20)=エディオン=が25分54秒で優勝した。男子(10キロ)は三浦龍司(19)=順大=が29分10秒で制した。

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■負けは「自分の力のなさ」

 トラックでの世界の強豪たちとの競り合いを想定し、田中が8キロの難コースに挑んだ。4位に敗れてくちびるをかみしめたが、大舞台に向けて収穫も手にした。

 「力を出した上で負けてしまったのは自分の力のなさ。次のシーズンに向かうための活を入れる形にできれば」

 高さ6メートルの丘や砂道もある1周2キロのコース。2年前に優勝したレースだった。今回は3周目に入るところから萩谷らに離されると、巻き返すことはできなかった。

 今月は合宿も行い、週3日のスピード練習を行うなどハードなトレーニングを積んできた。疲労も残る中、調整として出場。世界に勝つための一環だ。「日本ではトラックでも集団で進む。世界だともっと急な(ペースの)上げ下げもある。必ずつながってくると思う」。自然とアップダウンが激しくなるクロカンで、五輪でのレースの駆け引きを思い描いた。

 「しっかり調整して、夏に一番いい状態にもっていけるようにしたい」

 東京五輪への道筋をはっきりと見据え、着実に歩んでいく。(大石豊佳)

★五輪内定目指して

 女子優勝の萩谷楓 「前に出てレースを作れたのは自信になった。5000メートルで(五輪の)内定をいただけるように頑張りたい」

★同タイム決着制した

 男子は三浦が同タイムのゴールとなったデッドヒートを制した。「競り勝つことができたので、今シーズンのスタートをいい形にできた」。昨年7月に3000メートル障害で日本歴代2位の記録(8分19秒37)を出したホープ。同種目での東京五輪切符獲得を目指しており、「まず(五輪代表の)内定を取って、日本記録を目指したい」と貪欲な姿勢だった。

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