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【「する」スポーツ文化を関西から】スポーツと地域社会をつなぐ…大学生のアイデアから見えたWMG2021関西の開催意義

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大会組織委員会の木下博夫事務総長 1/1枚  昨年12月16日、ワールドマスターズゲームズ2021関西(以下「WMG2021関西」)は、スポーツコミッション関西と共同でインターカレッジ・コンペティション2020を開催しました。大会の成功により関西を国内外にPRしていくために、必要なアイデアを従来の思考にとらわれない大胆かつユニークな発想と、豊かな感性を持つ大学生から広く集める目的で開催しているものです。

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 第7回の今回は「WMG2021関西のレガシーを最大限に創出し、大会終了以降の関西振興のアクションプラン」をテーマに、関西を中心とした8大学14チームが参加し、柔軟な発想による素晴らしい提案をたくさんいただきました。例えば「玉入れや騎馬戦などさまざまな年齢層が楽しめる日本の伝統的スポーツを採用して、過疎地域の子供たちと訪日外国人の交流を深めるスポーツツーリズム」(龍谷大)や「アプリとサイクリング機器を併用して、実際のWMG自転車ロードレースコースや県内の観光地などのバーチャルコースによる地域のPR」(流通科学大)など、スポーツを最大限に活用した地域振興をテーマにした提案も多く見受けられました。

 最優秀賞を受賞したのは、福山大の「AIによるパーソナル診断を実施し、個別の美容情報やスポーツ記事などを閲覧できるアプリを開発し、スポーツによる女性の肌の悩みを改善する」という、人工知能を使ったアプリによる化粧落ちや肌の健康をサポートする仕組みの提案で、実際に化粧品会社から協賛を獲得し、具体的な事業計画を策定した点が評価されました。過去にもいくつか実現した取り組みがあり、学生がスポーツを地域社会につなげ、自らのアイデアの具体化に向けて主体的に取り組み、WMGのレガシーのひとつに育てたいと考えています。WMGの競技参加者はおおむね30歳以上ですが、このような取り組みを通じて学生などの若年層や地元の方々が色々なかたちで参画し、楽しめる大会にしたいと思っています。

 コロナ禍により1年延期になった本大会も、2022年5月13日から29日までの17日間で開催することが決まりました。大会の意義は、交流による楽しみを拡大し、参加者が地元の方々とお付き合いすることにより、地域の新しい魅力を発見してもらうことではないかと確信しています。組織委員会としても、1年延期になったことを十分な準備期間を与えていただいたものと前向きに捉え、大会が地域活性化の一助となるよう、みなさんと一緒に盛り上げていきたいと思います。

(WMG2021関西組織委員会事務総長 木下博夫)

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