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阪神・近本“走りの師匠”から太鼓判!盗塁数「まだまだいける」

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サンケイスポーツ

走塁練習をする北條史也、植田海、近本光司=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(2020年2月10日、撮影・甘利慈) 1/1枚  阪神・近本光司外野手(26)が20日、継続して指導を受けてきた200メートル障害元日本記録保持者の陸上講師・秋本真吾氏(38)から、今後の飛躍に太鼓判を押された。今オフも走りに関してコミュニケーションを取ったという秋本氏は本紙の取材に応じ、近本の人間性や選手としての考え方を「長年活躍する選手と共通するものがある」と絶賛。盗塁数も「まだまだ行ける」と断言した。

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 ただ駆け抜けただけの2年ではなかった。それを最も感じていたのは、近本の走りを徹底的に解剖し、指導してきた秋本氏だった。足の速さ、技術的な面よりも、むしろ目を見張るのは“考えて走る”姿勢だという。

 「他の野球選手たちとひと味違う考え方だったりとか、野球脳みたいなところがすごく優れている選手だなというところは、ずっと思っていたので。やっぱりそこが違いますよね」

 ちょうど1年前の1月19日には自主トレ中の鳴尾浜で向かい合い、マンツーマンで走りについて語り合った。世の中の事情で対面こそかなわなくなったが、今オフにもコミュニケーションを取ったという。近本の強みは、秋本氏の言うことを“スポンジのように吸ってしまわない”ところだという。

 「いい意味で、僕の理論とかを“いいとこ取り”できる選手なので。なんでもかんでも言われた通りにやるという感じでもないですし、感覚的な方でもあるので。そのあたりがすごく素晴らしい」

 盗塁の際の歩数について議論しても、実際にやってみてスライディングのタイミングがずれると感覚で判断すれば、以前の歩数に戻しつつ、フォームには新しいものも取り入れてカスタマイズをするのが近本だという。

 「いろんなサッカー、野球のアスリートを見てきても、すごく長くできる人に共通する考え方を持っている人なんじゃないかなと思います。僕も先輩の為末(大)さんからもよく『年齢を重ねてからは頭の勝負だ』というのは言われていた」

 2年連続の盗塁王も、秋本氏は「まだまだ行けるんじゃないかなと思っています」と通過点としか見ていない。走りのプロも、近本はさらに加速して走り続けられる男だと、確信している。

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