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球界の宝・佐々木朗希投手を「醜聞隠し」に使うな ロッテ、昨秋の集団感染後に「デビュー予告」も実現せず

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産経新聞

まだ2軍でも登板がないまま、今春キャンプも1軍帯同 1/1枚  ロッテ・佐々木朗希投手(19)が今春キャンプで、新人から2年連続で1軍スタートとなることが決まった。球界OBは「球界の宝を狼少年にするな」と警告する。

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 高校時代に最速163キロを計測し、大きな注目とともに入団して2度目の球春。井口監督は「キャンプ前半から、しっかりブルペンに入れるという報告を受けている。先発ローテを目指して競争してほしい」と期待を語ったが、その言動の信頼度をガタ落ちさせる事件が昨秋に起きている。

 首位争いをしていた昨年10月初旬、球団内で新型コロナウイルスの集団感染が発生。多くの主力が離脱に追い込まれ戦況が悪化していた同13日、井口監督は佐々木朗を今季中に1軍で登板させる考えが「ある」と明言した。

 まだ2軍でも登板がなく、1軍に帯同しながら練習している段階だったのに、指揮官自ら「なんとかいいところで放れれば」と電撃デビューを予告。リップサービスには無視を決め込み、飛ばし記事にも縁がないNHKや共同通信までが反応し、大きく報じられた。

 俄然、デビューへの期待が膨らんだが、実現しないままシーズン終了。さらに若手の修行の場である秋季リーグでさえ、全く登板しなかったことで、球団に疑惑の目が向けられることになった。

 「選手の感染経路に関して札幌遠征中の外出はないと主張した矢先、外出の事実をつかんだ週刊誌から問い合わせがあった。井口監督がデビューをぶち上げたのは、その記事が10月15日に世に出る直前。スキャンダル隠しが目的だったんじゃないか」というわけだ。

 さらに年明けの週刊誌報道で、今度はベテランの清田も外出していたことが発覚。醜聞が再燃中だ。球界OBは「機も熟していないのにデビューするだの、キャンプでいつ投げるだの。注目度が高いからって、話題そらしに使われる若者が気の毒だ」と憤る。大器は大人の都合で振り回さず、静かな環境でじっくり育ててもらいたい。

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