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マー君、楽天復帰“追い風” 米なら有力・パドレス先発5枠埋まった

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サンケイスポーツ

楽天最終年となった2013年2月、沖縄・久米島キャンプの練習中に笑みを浮かべる田中。今季は古巣のユニホームに袖を通すことになるかもしれない 1/1枚  【ニューヨーク18日(日本時間19日)=山田結軌】米大リーグ、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となった田中将大投手(32)の楽天復帰に“追い風”が吹いた。新天地候補の有力球団とみられていたパドレスが、パイレーツからトレードでジョー・マスグローブ投手(28)を獲得したと、複数の米メディアが伝えた。パドレスは先発陣の陣容が整ったとみられ、水面下で田中側と接触している楽天にとっては朗報だ。

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 マー君の楽天復帰を後押しするニュースが飛び込んだ。メジャー球団の中で、ヤンキースからFAになった田中の争奪戦をリードしていたパドレスが、先発投手の補強を完了させた。パイレーツで2019年に11勝(通算29勝)を挙げた右腕マスグローブを獲得したと、複数の米メディアが伝えた。

 今オフに積極的に戦力の増強を図ってきたパドレスが、メッツを加えた三角トレードを敢行。7選手が絡む移籍劇で、またも周囲を驚かせた。

 レイズのエース左腕で2018年にア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたブレーク・スネル投手(28)、カブスからはダルビッシュ有投手(34)を獲得。昨季3勝のディネルソン・ラメット投手(28)、同4勝のクリス・パダック投手(25)を含め、先発5枠が埋まった。

 米球界関係者によると、複数のメジャー球団が田中の獲得に参戦。パドレスが条件面や調査の本気度などで優勢とみられていた。ところが、先発投手の頭数がそろったことで、田中を獲得する可能性は低くなった。

 前日18日には、田中の古巣である楽天の石井一久監督兼GMが「ぜひとも仙台で、また東北でプレーしていただきたい」とラブコールを送った。既に水面下で田中サイドと接触し、熱意を伝えている。日本球界が移籍先の選択肢に入る場合には、1年契約も視野に正式オファーを出す見込みだ。

 米球界ではコロナ禍で停滞していたストーブリーグが動き始めた。メジャーか楽天か、それとも。日本のキャンプインは2月1日。田中の去就への注目度は日増しに高まっている。

★ヤ軍との再契約は困難に!?

 7年間、所属したヤンキースは田中との再契約が予算的に難しい状況だ。ニューヨーク・デーリー・ニューズ紙(電子版)によれば、田中サイドは「1200万-1500万ドル(約12億4600万円-約15億6000万円)を求めているようだ」と掲載した。昨季の首位打者・ラメーヒューと6年総額9000万ドル(約94億円)、先発右腕のクルバーとは1100万ドル(約11億4000万円)の1年契約を結ぶ。課徴金(ぜいたく税)の対象となる総年俸2億1000万ドル(約218億円)以下に抑えるためには、予算が残されていない。

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