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【虎のソナタ】活躍予感させた「入団時の久保田」 すごいヤツは最初から空気感持っている

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サンケイスポーツ

D1位の佐藤輝明(左)とD3位の佐藤蓮(右)。今年は2人の「佐藤」から目が離せない!(代表撮影) 1/1枚  あなたの会社、テレワークを推奨、実行していますか? 国が定めた目標数値は社員の70%なんですが…。

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 「会社に来るのは1週間ぶりかなぁ」

 率先垂範で在宅勤務に励む(うるさいから会社に来なくてもいい、という説もあるが)運動部長・大澤謙一郎が、大阪・難波の編集局に到着したら、アマデスク席の阿部祐亮が開口一番-。

 「あけましておめでとうございます」

 えっ、どういうこと? 年が明けて、何日経ってると思ってるんや!?

 「だって、部長と顔を合わせるのはことし初めてですから」という阿部Dの説明に、部長大澤も「そういえばそうか」と納得。

 すると、野球デスク席に戻ってきた堀啓介までもが「あけましておめでとうございます」。聞けば、大澤と堀が顔を合わせたのは約1カ月半ぶりらしい。

 うちの部長が国の要望と社命を順守し、いかに会社に来ていなかったかがよ~く分かる、「1月19日の新年の挨拶」だ。

 「スポーツメーカーのミズノの方に聞いたら、国が指示している出社率に合わせているそうで、社内で調査して、出社率が国が求める基準を超える部署は『もっと在宅勤務で』と指示が出るらしいです」

 大澤の情報だ。新型コロナウイルス対策でどの企業も懸命に努力を続けている。ただ、テレワークをできる職種と、そうでない職種があるのは仕方がない。

 たとえば、わが社のデスク。現場からの連絡を集約し、その日の紙面総括に報告、相談し、整理部と打ち合わせ。これは出社しなければできない作業。会社を動かしながら、感染防止-。難しい二択に悩める日々は続く。

 現場に出向くトラ番たちには、部長やデスク以上に「在宅で働け」とは言えない。昨日は原田遼太郎が鳴尾浜球場からナマの動きを伝えてきた。詳細を各トラ番に伝えて、紙面ができあがっていく。

 ホットな話題はドラフト3位・佐藤蓮投手(上武大)の初ブルペン。中継ぎとして、さらにはセットアッパーとして、大いに期待が寄せられている。久保田2軍投手コーチの現役時のようになってくれれば…。「入団時の久保田」「全盛時の久保田」を取材してきた堀Dの思いがたっぷりこもった原稿の仕立てだ。

 そこで、JFKの一角を担った剛腕を、仮契約取材で常盤大まで行った時の話から思い出してもらった。

 --目標にする選手は?

 久保田「いません」

 --何キロぐらい出る?

 「何キロでも…」

 当時のトラ番とのやり取りは、ビックリするぐらいにぶっきら棒だったとか。

 「彼って一見、無愛想で太々しそうに見えるんですよね。本当はすごく優しくて、気遣いのできる性格なのに。会見の場にいた(担当の)北村スカウトが『彼は口下手なので』と一生懸命フォローしていた姿が印象的でした。でも、逆にこの選手はすごく活躍するんじゃないかなぁと、予感させてくれる何かを持っていました」

 堀Dの予感は的中し、守護神として、セットアッパーとして、タテジマにその名を残す投手となった。すごいヤツは最初から、空気感は持っているんでしょう。スーパードライチ・佐藤輝明(近大)が大いに目立ってますが、“もう一人”の佐藤もお忘れなく。

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