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阪神・佐藤輝テリヤキ丼幻に…「パーラーぎのざ」2月休業へ

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サンケイスポーツ

 阪神の1軍キャンプ地・かりゆしホテルズボールパーク宜野座内にある飲食店「パーラーぎのざ」が今年2月の春季キャンプ中に休業することが19日、分かった。阪神が宜野座にキャンプを張った2003年以降、初めて。店舗はメイン球場と隣接する陸上競技場の間にあり、選手が移動する導線上は観客とチーム関係者が接触する可能性があることから、観客の入場制限が決定した時点で決断していた。

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◆虎党お馴染み1軍キャンプ地の飲食店

 球春到来とともに活況を見せる、虎党にお馴染みの「パーラーぎのざ」が、新型コロナの影響を受け、春季キャンプ中の営業を自粛する。

 「2月はお店を閉めることにしました。ここは(メイン)グラウンドと競技場の間にあって選手の導線になっているので、店を開けてしまうとファンの人が集まってしまう可能性もある。状況を考えると仕方がない」

 店舗関係者は肩を落とす。この日、沖縄でのキャンプも無観客でスタートすることになったが、昨年12月に、球団がキャンプの観覧に訪れる観客の上限を1日当たり1000人と制限する感染予防対策を発表した時点で、決断していた。観客の有無にかかわらず、店舗周辺には密状態が発生する懸念が残るからだ。

 「私たちもご飯を買いに来てくれる選手やチームの人、お客さんとの触れ合いが楽しかったのに…」。2月中の休業は開業した2002年(阪神は03年から)以来、初めて。キャンプ期間外の通常営業は火曜が定休日だが、この1月は無休で営業するなど必死だ。

 また、目玉の一つでもあるオリジナルの選手メニューも、新商品が誕生予定だったという。それが、ドラフト1位で入団する佐藤輝明内野手(21)=近大=で、愛称の「テル」とかけた、豚のテリヤキ丼。注目ルーキーとあって一躍、大人気メニューとなる予感もあっただけに「幻になってしまった…」と悔しがった。

 「阪神には頑張ってもらいたい。日本一になってくれたら、この無念は晴れます」

 苦渋の決断を下しても、応援する気持ちは変わらない。1年後には日本がコロナ禍を脱出し、虎からは36年ぶりとなる日本一の報告が届くことを、心から願っていた。(須藤佳裕)

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