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阪神・西勇開幕投手指名へ!!矢野監督「任せたい」

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サンケイスポーツ

 エースに託す-。阪神・矢野燿大監督(52)が19日、スカイAの番組「虎ヲタ 2月号」の収録にリモート出演。3月26日(ヤクルト戦、神宮)の開幕投手について問われ、西勇輝投手(30)に「任せたい」と話した。この日、西勇は甲子園室内練習場で自主トレを公開。オンライン取材に応じ、“師”の巨人・菅野智之投手(31)への思い、そしてG倒への決意を語った。

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◆元阪神・関本氏ド直球質問にはっきり明言

 収録で共演した元阪神・関本賢太郎氏からのド直球の質問に、矢野監督は苦笑いしながら、はっきりと答えた。

 関本氏 「ここだけの話、開幕(投手)は決めています?」

 矢野監督 「そりゃ、西じゃないの」

 さらに「どっちの(西)ですか?」というツッコミに「純矢じゃないでしょう」と即答した。

 「本当に西(勇輝)は僕が目指す野球を体現してくれている。どんな時もバックに声をかけながらやっているので、任せたいなと思ってます」

 昨年は春季キャンプ中の2月18日に「スローガンを体現してくれるのは西(勇輝)」と指名したが、今年は1カ月も早く名前を挙げた。指揮官としても3年契約3年目。勝負の年の幕開けを、2年連続でエースに託す心づもりを明かした。

◆甲子園自主トレ、燃えるエースの決意

 大きな期待をかけられた右腕は、指揮官の発言の数時間前に甲子園で自主トレを公開。「ローテを守るのも、2桁勝ち続けるのも、その難しさはローテで投げている人しか分からない。その継続力を維持できれば」と4年連続の2桁勝利へ意気込むと、開幕投手については「若手の突き上げが一番欲しいし、自分がサポート役に回れるぐらいのチームだったらいい」と、こだわらない姿勢を改めて示した。

 こだわるのは、チームの勝利、優勝だけ。もちろんG倒なくして優勝はない。ポスティングでのメジャー挑戦を断念し、巨人に残留した菅野については「師匠でもあり、尊敬できる先輩。また対戦できる機会があれば、しっかり自分のパフォーマンスを出せたら」と言葉に力を込めた。

 昨季は敵地での開幕戦で投げ合い、本塁打を放つなど投打で活躍も勝ち負けはつかず。チームは敗れた。2018年オフまで4年連続でハワイで合同自主トレを行った“師匠”とは、過去2戦で一度も勝てていない。今年こそ、投げ勝つ。

 「優勝チームのエースを打ち崩すのはすごく大事なこと。しっかり感じながら、言葉でなく、体で感じながら対戦していければなと思う」

 11勝を挙げた昨季は、チームが巨人に8勝16敗と9年連続で負け越した中、自身は3勝1敗、防御率1・77と好投。「まだ成績的には分がいい。(今年も)いつも通りに投げていきたい」と、静かに腕をぶした。

 ◆「戦力整い、みんなが優勝という気持ちに」

 昨オフまでハワイで3勤1休の自主トレを行ってきたが、今年はコロナ禍で国内で調整。けが防止も兼ねて6勤1休で動き続け、この日もブルペン投球などを行った。

 「今年は戦力も整ってきて、またみんなが優勝するぞという気持ちになっているので、その中の一つのピースとして全力で頑張っていきたい」

 2年連続の大役から、16年ぶりの優勝へ。エースが虎を高みへと導く。(織原祥平)

 ◆防御率タイトルを!

 西勇は意識するタイトルについて聞かれ「狙えるとしたら、防御率とかだと思う。取れるものは全部取りたいけれど、チームとの兼ね合いもある。自分のスタイルを見失わないように頑張っていければ」と力を込めた。11勝(リーグ2位タイ)5敗と好結果を残した昨季は防御率のタイトル争いを繰り広げていたが、終盤に失速。リーグ4位の2・26で、自身初のタイトル獲得はかなわなかった。

 ◆矢野監督出演「虎ヲタ」2・1スカイAで放送

 矢野監督がリモート出演した「虎ヲタ 2月号」は2月1日の午後4時からスカイAで放送される。再放送も予定。「阪神タイガースを記録(データ)から読み解く、新感覚の野球情報番組!」という番組テーマのもと、意外な成績も紹介しながら矢野監督の現役時代の秘話などを明かしている。指揮官は今季の意気込みも語りながら「(就任)3年目ですし、今年にかける思いを強く持ってやっていきたい。自分自身、楽しみ切る1年にします」と締めた。

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