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出鼻くじかれた「なでしこジャパン」 強化プランへの影響不可避

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産経新聞

 日本サッカー協会は19日、福島県のJヴィレッジで予定する女子代表「なでしこジャパン」の合宿(26~30日)を中止すると発表した。

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 東京五輪で金メダルを目指すなでしこが出ばなをくじかれた。五輪イヤー最初の活動だった5日間の強化合宿が新型コロナウイルスの影響で中止。約7カ月間にわたって活動できなかった昨年のブランクを埋める高倉監督の強化計画に狂いが生じるのは避けられない。

 なでしこには特別な事情がある。日本初のプロ女子サッカーリーグ「WEリーグ」が五輪直後の今秋に開幕予定で、代表選手のほとんどが参戦する。例年であれば各所属クラブで春開幕のリーグ戦を戦うが、今季は移行期間のため試合がなく、実戦確保が懸案材料となっていた。

 高倉監督は昨年末に「週1回の強度の高い試合がなくなる。合宿中に男子学生との対外試合を重ねて補いたい」と発言。オフ明けとなる1月の合宿では激しい実戦を想定していなかったとみられるものの、ただでさえ限られた活動機会が削られる影響は小さくない。

 新型コロナの感染拡大は続いており、2月に予定している合宿と米国遠征中の米国、ブラジル、カナダ戦も実施に暗雲が漂う。昨年10月の活動再開時に「サッカーができる喜びで選手の目の色が変わっていた」と喜んだ指揮官の苦悩は続く。(奥山次郎)

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