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決勝点呼んだ久保建英、プロ初退場 指揮官が処分取り消しの要求示唆

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サンケイスポーツ

後半、2度目の警告を受けた久保(左端)は肩を落として退場。チームメートは審判に抗議した(共同) 1/1枚  スペイン1部リーグ(18日、ビリャレアルほか)ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)はホームで行われたバレンシア戦で1-1の後半19分から出場して勝ち越し点に絡んだが、2度の警告を受けて試合終了間際にプロ初の退場処分となった。今季最長の26分間のプレーで、同24分には勝ち越しゴールに絡んだ。チームは2-1で勝利した。

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 なぜだ、と言わんばかりに19歳は両手を広げた。2-1の後半ロスタイム。ビリャレアルのMF久保はこぼれ球を奪いにスライディングを仕掛けると、その足が競った相手の足に入り、笛が鳴った。この日、2度目の警告。まさかの退場となった。

 「普通ではなかった。われわれは訴えるつもりだ」。試合後の会見でエメリ監督は、納得がいかない表情。スペイン・サッカー連盟に対して処分撤回を求めるという。

 久保は1-1の後半19分に右サイドで投入された。今季リーグ戦6試合目で最も早いタイミングの起用。5分後にペナルティーエリア手前でパスを受けると、右足かかとで触った球が後ろに流れた。それを拾った味方が豪快に蹴り込み、勝ち越した。

 輝きを放ったのも、つかの間。同27分には相手が蹴ってきたロングパスを止めようと高く上げた左足で、競った相手の側頭部を蹴ってしまい、1枚目のイエローカード。そして終了間際の2枚目で、プロ初の退場。出場してから26分で、嵐のようにピッチを去った。

 9日にカメルーン、13日にコートジボワールと対戦した自身1年ぶりの日本代表戦では、期待された初ゴールはまたもお預けとなった。昨季はマジョルカで活躍し、「1年間分の実績を積んできたと思っているし、それは確かな自信となって自分の中にある」と話していたが、ここまで結果がついてこない。

 「彼の仕事ぶりはとても好きだった」とエメリ監督はその才能を高く評価しつつ、「期待は高いが19歳。難しいところがある」と起用法に悩んでいる様子。スペイン2季目を迎えた大器が、壁にぶつかっている。

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