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阪神・糸原、食らいついた!代打同点タイムリー コロナ感染から1軍復帰後初打点

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サンケイスポーツ

糸原は五回、代打で登場すると左前へ同点打を運んだ(撮影・水島啓輔) 1/2枚  (セ・リーグ、阪神1-1ヤクルト=延長十回規定により引き分け、21回戦、阪神11勝9敗1分、19日、甲子園)阪神はヤクルトと延長十回の末、1-1で引き分けた。糸原健斗内野手(27)は五回に代打で出場し、1軍復帰後初タイムリーを放った。

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 主将の意地がバットに乗り移った。糸原がこの日、唯一の得点を挙げる左前適時打。敗戦を食い止めた。

 「ガンケルも頑張っていましたし、とにかく追いつきたい場面だったので、追い込まれましたが、食らいつくことができてよかったです」

 0-1の五回1死三塁。代打で打席に向かった。2球で追い込まれてからの3球目。スアレスの151キロを逆方向へはじき返した。9月15日の巨人戦(東京ドーム)以来となるタイムリーは、1軍復帰後初打点。ここぞの1打席で仕事を果たし、一塁ベース上で力強く手をたたいた。

 前日18日のヤクルト戦(甲子園)に続いて、この日もベンチスタートだった。新型コロナウイルスに感染して9月25日に登録抹消。2週間の療養を経て、練習を再開したのは今月9日だった。しかし、北條が腰の張りで離脱したことから、14日の中日戦(ナゴヤドーム)で急きょ昇格した。

 その間、2軍戦に出場したのはたった一度。病み上がりにムチを打ち、急ピッチで仕上げた体の状態は万全ではない。それでも正二塁手として、虎の主将として、ベンチを温め続けるわけにはいかない。矢野監督も「多少の無理はしてもらわないといけないし、健斗(糸原)自身もそう思ってくれている。ああいうところで健斗がいると、こっちとしても思いきった作戦ができる」と存在の大きさをかみしめた。

 自らの脇の甘さで生じた離脱期間。復帰時、糸原は「野球で返すしかない」と誓った。弱音を吐いてはいられない。先頭に立って、必死のプレーを届けていく。(原田遼太郎)

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  • 月曜日のナイター、代替開催とあってスタンドには空席が目立った(撮影・甘利慈)

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