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DeNA、背に腹代えられぬ球団事情 27日からの巨人3連戦はV決定試合でないと困る

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産経新聞

日曜のハマスタに多くの観客が詰めかけたが、27日からはどうなる? 1/1枚  DeNAは18日の巨人戦(横浜)で7回に5点ビハインドを大逆転し、10-5でミラクル勝利を飾った。

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 一方、巨人は2位の中日が敗れたため、優勝マジックは「7」に減ったものの、23日からの阪神3連戦での本拠地・東京ドーム胴上げは微妙に。V決定は再び横浜スタジアムで両軍が戦う27日からの3連戦にもつれ込む可能性がでてきた。

 16日の巨人戦を「今季のベストゲーム」と称したラミレス監督は、この勝利を「たぶん(ベスト)タイ。みなさん、どう思いますか?」とご満悦。球団側も大喜びの展開となった。

 3カード後となる27日からの巨人3連戦は、まだチケットに余裕がある。ここで優勝が懸かれば、多くの巨人ファンが押し寄せ、連日満員になるのは間違いない。それまでに巨人の優勝が決まってしまえば、一転して消化試合となるだけに、コロナ禍で球団経営の悪化がささやかれているDeNAにとっては死活問題といえる。

 横浜スタジアムは観客動員の上限を、50%の1万6000人としているが、16日の巨人戦は金曜にも関わらず1万3129人止まり。6日からのヤクルト3連戦も、チケットは完売しなかった。

 球団関係者は「思ったほどお客さんが入っていない。これが消化試合になったらどうなってしまうのか」と悲鳴。政府は30日から横浜スタジアムの阪神3連戦で、収容人数の8~10割まで緩和し、新たな技術を活用して感染防止策の効果を検証することを決めたが、「この調子で本当に8割(約2万7000人)もお客さんが入るのか?」と不安視する声も挙がるほどだ。

 それだけに、雨で中止(17日)があったとはいえ、3日間で巨人のマジックを1つしか減らさなかったのは大きい。2年連続で原監督の胴上げを見る屈辱を味わう可能性もあるが、球団の懐事情を考えると、背に腹は代えられない。(塚沢健太郎)

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