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箱根駅伝に新スター候補 順大スーパー1年生・三浦大迫超え日本新!!

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サンケイスポーツ

日本人トップ5位の順大・三浦龍司=陸上自衛隊立川駐屯地(代表撮影) 1/2枚  陸上・東京箱根間往復大学駅伝予選会(17日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地周回コース=21・0975キロ)関東の46校が参加。各校上位10人の合計タイムで争われ、トップの順大、2位の中大など上位10校が来年1月2、3日の本大会への出場権を得た。コロナ禍で無観客開催となったレースで、順大はスーパー1年生の三浦龍司(18)が、1時間1分41秒をマークし、日本勢トップの5位でフィニッシュ。2010年に当時早大1年の大迫傑(ナイキ)が記録したU20(20歳以下)日本記録を6秒更新する快走で、チームを10年連続62度目の本大会出場に導いた。

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◆日本勢トップ5位◆

 コロナ禍で無観客開催となった異例のレースで、スーパールーキーが大旋風を巻き起こした。大粒の雨が降り注ぐ陸上自衛隊立川駐屯地周回コースで順大の1年生、三浦が快走。日本勢トップの5位でゴールを駆け抜け、順大の1位通過に貢献した。1年生が日本勢1位となるのは、第86回大会の村沢明伸(東海大、現日清食品)以来だ。

 「初のハーフでいい結果が出て、自信につながった。今後は楽しみながら自信を持って臨める」

◆コロナ禍で新様式◆

 今季の本格的な駅伝シーズンの幕開けとなる予選会は、新しい形で号砲がなった。例年は駐屯地をスタートし国営昭和記念公園にゴールしていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で周回コース(1周約2・6キロ)として実施された。コロナ対策でスタートは横一線ではなく、23チームずつが前後2列に分かれ、選手は一定の距離を確保した。新様式で始まったレースで来夏の東京五輪を目指す18歳が主役となった。

 初挑戦のハーフマラソンで“大迫超え”の記録をたたき出した。三浦は「ラストで勝負できればいいと思っていた」と序盤は後方で力をためた。美しいフォームでじわりじわりと日本勢トップ集団に詰め寄り、残り1周で仕掛けた。最後は力強いスパートで一気に抜き去り、1時間1分41秒でフィニッシュ。大迫傑が早大1年時にマークしたU20日本記録を6秒上回り「全然実感はないけど、そういう記録が残ったことはすごくうれしい」と初々しく笑った。

◆花の2区、東京五輪へ◆

 京都・洛南高出身。順大2年時に、2016年リオデジャネイロ五輪男子3000メートル障害に出場した塩尻和也(現富士通)に憧れ、順大の門をたたいた。身長167センチと小柄だが、ダイナミックな走りが魅力。7月のホクレン中長距離チャレンジでは男子3000メートル障害で、日本歴代2位となる8分19秒37をマークした期待の星だ。

 本大会では各校のエースが集う“花の2区”起用の可能性もある。“山下り”の6区を希望区間としていたが、今回の好走が自信となり「1区や2区の前半区間を目指していってもいいのかな」と意欲を示した。順大の長門俊介監督(36)も「一番のキーポイントで使う」と信頼を寄せる。

 「順大の戦力になっていけるように頑張っていきたい」。来夏の東京五輪を狙うホープが箱根路を熱くする。(武田千怜)

■三浦 龍司(みうら・りゅうじ) 2002(平成14)年2月11日生まれ、18歳。島根県出身。京都・洛南高3年時に3000メートル障害の高校記録を30年ぶりに更新。順大に進み、今年7月のホクレン中長距離チャレンジ千歳大会では日本歴代2位の8分19秒37をマークした。5000メートルの自己ベストは13分51秒97。167センチ、55キロ。

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  • 箱根駅伝予選会で、新型コロナ対策として間隔を空けてスタート地点に並ぶ選手たち=陸上自衛隊立川駐屯地(代表撮影)

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