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虎コロナショック後初勝利 阪神・原口3カ月ぶりの一発でチーム一丸

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サンケイスポーツ

七回、2点適時打を放つ阪神・原口文仁=神宮球場(撮影・門井聡) 1/2枚  (セ・リーグ、ヤクルト3-9阪神、18回戦、9勝9敗、27日、神宮)雨粒を切り裂き、白球が左翼スタンドで弾んだ。1-2の二回。阪神・原口が2号ソロ。相手に傾きかけた流れをひと振りで引き戻した。

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 「追い越された後だったので『何とかチャンスメークを』と思って打席に入りました。追いつくことができてよかったです」

 ヤクルトのD2位・吉田喜(日体大)が投じた136キロのカットボールを振り切った。打った瞬間、スタンドインを確信する完璧な当たりにベンチから、スタンドから、歓声が上がった。6月20日の巨人戦(東京ドーム)以来の一発で相手に主導権を渡さなかった。

 この日の先発は2010年のドラフトで同期入団の秋山。同学年の右腕と今季初めてバッテリーを組んだ。シーズン前に2人で「今年は一緒に甲子園のお立ち台に立とう」と誓いを立てるほど、気の知れた間柄だ。

 コロナ禍で活動自粛を余儀なくされたときも、互いに連絡を取り合い、来るべくときに向け準備してきた。盟友とバッテリーを組んだ試合で負けるわけにはいかない。まずはバットで大きな一発を届けると、ベンチ前で秋山と息の合ったグータッチを交わした。

 原口の一打で試合を振り出しに戻した阪神打線は続く三回2死満塁で、小幡がボテボテの打球に激走。「セーフになることを信じて一生懸命走りました」と遊撃への適時内野安打で1点を勝ち越した。負ければ4連敗で、DeNAに抜かれて3位転落となる中、チーム一丸で執念を見せた。(原田遼太郎)

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  • 二回、本塁打を放ち生還した阪神・原口文仁=神宮球場(撮影・長尾みなみ)

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