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2年ぶり単独出場の常翔啓光学園が快勝 全国高校ラグビー大阪府予選

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サンケイスポーツ

上宮戦の前半、60メートル独走トライを決める常翔啓光学園のNO・8谷村龍輝(中央)=27日午前、大阪・枚方市 1/1枚  第100回全国高校ラグビー大会の都道府県予選が27日、関西のトップを切って大阪府で始まり、第3地区1回戦(大阪・枚方高)で、高校ラグビー界に一時代を築いた常翔啓光学園が登場。上宮に35-12で快勝し、2年ぶりの単独出場を勝利で飾った。

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 常翔啓光学園は前半、敵陣で相手パスをインターセプトしたNO・8谷村龍輝(3年)の60メートル独走トライなど3トライを奪うと、後半も2トライを追加し、逃げ切った。

 OBで就任8年目の川村圭希監督(39)は「今までなかったことだが、昨夜は眠れなかった。ホッとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 前校名の啓光学園時代を含め、歴代2位の全国優勝7度。2001年度から戦後初の4連覇を達成した名門も近年は苦しい状況が続いている。

 花園出場は7度目の優勝を果たした08年度が最後。学校グループの統合で現在の常翔啓光学園に校名変更された07年以降は進学校化が進み、14年にはスポーツクラスが廃止。18年秋には5人の2年生全員、1年生2人が退部。部員不足のため、昨年の全国大会予選は公立6校と組み、1963年の創部以来、初の合同チームでの出場を余儀なくされた。

 現在は9人の新入生が入部し、6人の3年生、5人の2年生と合わせて計20人で活動。2年ぶりに単独チームとして出場する今大会を目指して練習を重ねてきた。

 重視するのは強かった時代と同様、DFだ。川村監督は「DFはアタックのスタート。やろうとしてきたことが初めて試合の中でできた」と目を細める。かつて強さの象徴だった「ロイヤルブルー」のジャージーの男たちが復活へ第一歩を踏み出した。(月僧正弥)

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