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大坂選手の全米オープン優勝と7枚のマスクに著名人らも共感 

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大坂なおみ(宮崎瑞穂撮影) 1/1枚  12日(日本時間13日)に米ニューヨークで行われたテニスの全米オープンで2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手(日清食品)。警察官の行為により、死にいたった黒人犠牲者の名前が入ったマスクを大会中に着用し、社会の変革を訴え続けたことでも大きな話題になり、ツイッターなどには、大坂選手の優勝とマスクに関する投稿が相次いだ。

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 「社会が変わって欲しいという願いを込めながら、プロとしての仕事をするということは、これまでもやってきた。しかし、社会を変えたいという思いを強く表明しながら仕事をする、そういうやり方もありなんだなと、大坂なおみさんに教えられた気がする」

 「7試合分7枚用意した犠牲者の名前入りマスク、決勝まで進まなければ全部を披露できないわけだから感服する以外ないよね」

 「アベノマスクより何億倍も価値ある7枚のマスク」

 また、優勝インタビューでの受け答えについての書き込みも多数あった。

 大坂選手が発した「私が伝えたかったメッセージっていうより、あなたがどう受け取ったかだと思います。みんなが考え始めるきっかけになれば」という言葉を引用し、「しっかり考えたいと思います。ありがとう」とする投稿などが見られた。

 著名人の投稿も多く、映画評論などで知られる町山智浩氏は「『黒人の人権なんか主張してないでテニスだけしてろ』という日本からの罵声をものともせずに大坂なおみ選手優勝!」とつづり、俳優の東ちづるさんは「『テニス選手はテニスをしていればいいんだ』という方にも届いて」と書き込んだ。

 経済学者の金子勝氏は「成長した大坂ナオミが勝った。2年前の複雑なセレモニーとは違って、7枚の人種差別の抗議するマスクを用意して、成長してきた大坂なおみが7回、誠実に勝利した。今年一番のかっこよさだった」と投稿。

 前回の優勝では、対戦相手のセリーナ・ウィリアムズ選手が試合中、審判にたびたび警告を受けて敗れたことなどから、大坂の勝利に対して観客席からブーイングも起き、異様な雰囲気だった。こうした経緯を引いて、多くの人の共感を得た今回の優勝をたたえた。

 その一方で、ユーザーからは「交代で犯罪者に殺された警察官の名前を記したマスクをしたら買えたのだが残念」といった意見や、「全米優勝おめでとう。次回はラケットを投げつける癖は直してね」といった声もあった。

 このほか、「大坂なおみさんへの日本からの『スポーツに黒人の人権問題を持ち込むな』バッシングがひどかったのでとてもじゃないが『日本人として誇らしい』と言える気になれない」などと、複雑な心中を吐露する書き込みも見られた。

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