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「国民栄誉賞もの」佐藤琢磨のインディ500制覇に賛辞あふれる 「大偉業なのに消極的」と国内メディア批判も

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佐藤琢磨 1/1枚  世界3大レースの一つ、第104回インディアナポリス500マイル(インディ500)の決勝が23日(現地時間)、米インディアナポリスで行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨(43)=ホンダ=が、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

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 世界最高峰と言われるインディ500の制覇に、ツイッターは「インディ500二勝目きたあああああ!」「すげぇぇぇぇぇぇ おめでとうございます」「鳥肌たった」「最高!!」「やったああああああああああああああああああ!」など、歓喜と祝福の声であふれた。

 「ノーアタック・ノーチャンス!!マジで凄い!」と佐藤が掲げる信念を引用したり、「1回目の優勝の絶叫は今でも忘れません」と2017年のインディ500優勝時を回想したり、「F1で3位になったのが2004年かー 息の長い活躍、尊敬しかない」と、04年のF1アメリカGPでの3位入賞を振り返ったり、「SRSの校長を務める彼は教え子達に背中で語った、レースはこうやるんだって。レーサーの卵達にとってこんなに誇らしく頼もしく思うことがあるだろうか?」と、佐藤の母校であり、現在は校長を務める鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)を引き合いに出したり、と思い思いの表現で喜びをかみしめ、たたえるファンの声が多数あがっている。

 また「ホンダエンジンも強かった!素晴らしい!」「チーム、ホンダエンジン、ドライバー、全て完璧でした」と佐藤だけでなく、レースに関わったエンジニアやスタッフへの賛辞も見受けられた。

 休み明けの早朝に届いた明るいニュースに、「琢磨選手の走りにとても元気をもらいました!」「これは大偉業ですよ。本当に良かった。良い気分で会社に行けます」「閉塞感のある今、ほんとに勇気を貰える優勝!! モータースポーツが心を鼓舞してくれることを改めて感じました」などと、感謝を示す投稿も。

 レース終盤、佐藤がスコット・ディクソンと競り合うなか、残り5周というところで、スペンサー・ピゴットが大クラッシュを起こしたが、追い越し禁止となる「イエローチェッカー」の警告が出され、レースは続行。その時点で先頭を走っていた佐藤がそのまま優勝となった。この展開に「う~ん…最後にクラッシュがあってのイエローチェッカーだから、スッキリはしないんだけど」「リスタートでのディクソン怖すぎるから俺的にはそっちがいいけど、、、複雑な気持ち」「イエローチェッカーなので、うおおおって盛り上がりはなかった」など、もやもやしたファンも少なくなかったようだ。

 ただ、「最後までレースを観たかったけど勝ちは勝ち」「イエローチェッカーでも前に出てないと勝てなかったんだから」「あそこで優勝できる位置にいた事が大事。ラスト5周のバトルを見たかったけど優勝だからOK」などとフォローする声も多く、「あのままグリーンでもディクソンからは守り切れたろう」「最後のクラッシュがなくても、抑え込んだと思います」など、イエローチェッカーがなくても佐藤が優勝しただろうとの推察もあった。

 このほか、「テニスやゴルフの四大大会で勝つのと同じレベル」「競馬で言えばケンタッキーダービー、ブリーダーズカップクラシック勝利、MLBで言えばシーズンかワールドシリーズMVP獲得を2回ですもんね。これは国民栄誉賞もんですな」などと、他のスポーツにたとえて、今回の業績の重要さを訴える声も見受けられ、「日本で大ニュースにならないのがオカシイと思うんだ。ワールドカップで日本代表が優勝したみたいなレベルの出来事なんだけどな……。しかも2勝目だよ」「日本でももっと騒がれるべき事件だと思うんだけどなぁ。大偉業でしょ!」「日本のマスコミメディアはモータースポーツに関して消極的過ぎです。この話題を機に改革して下さい」「とんでもない偉業!!!!!!!! このニューストップに持ってこない日本のメディア終わってるわ」など、国内メディアでの扱いが不当だとの批判も散見された。

 インディ500は1911年に第1回が開催され、F1シリーズのモナコ・グランプリ(GP)、耐久レースのルマン24時間と並び世界最高峰と称されている。佐藤は、2010年からインディ500を頂点とするインディカー・シリーズに参戦。17年に日本人及びアジア人として初めてインディ500で優勝した。

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