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中日にも激震!コロナ陽性の阪神・伊藤隼と選手ら15人接触していた…感染広がれば“球界パンデミック”も

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産経新聞

20日から中日-阪神3連戦が行われたナゴヤ球場。中日にも新型コロナウイルス感染拡大の可能性が出てきた 1/2枚  中日は28日、新型コロナウイルスの感染が確認された阪神・伊藤隼太外野手(30)が20-22日に行われた自軍との2軍練習試合(ナゴヤ球場)に帯同していたことを受け、選手やチーム関係者にヒアリングを実施。この日、加藤宏幸球団代表(61)がナゴヤドームで取材に応じ、15人が同選手と接触していたことを明らかにした。仮に中日にも感染が広がれば、“球界パンデミック”となる可能性がある。

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 阪神での新型コロナウイルス感染の余波が竜に広がった。藤浪に続き伊藤隼、長坂の感染判明翌日。中日は伊藤隼が20-22日にナゴヤ球場で行われた練習試合に帯同していたことを受けて、1、2軍の選手やチーム関係者にヒアリングを実施。15人が接触したと報告を受けた加藤球団代表は表情をこわばらせた。

 「普通に考えると(伊藤隼との)最終接触日が22日。そこから(潜伏期間が)2週間となると、来週の日曜日ぐらいまではその範疇(はんちゅう)に入ってくる。そこまでは注意をしないといけない」

 この日午前中に行われたヒアリングでは、伊藤隼との接触の距離や時間などを確認。試合前などに伊藤隼と3日間ともあいさつをしていた人もいた。中には2分ほど話し込んだという回答もあった。また、新型コロナの感染予防のため、身体的接触は握手ではなくグータッチが行われていたという。

 伊藤隼は14日に藤浪、長坂ら計12人で会食。20日から中日との3連戦に帯同した。20日は出場機会がなかったが、21日は先発出場。22日も代打で七回から途中出場していた。その後、嗅覚障害を申し出てPCR検査で陽性が判明。27日に入院した。

 加藤球団代表によると、現段階では接触した15人はいずれも発熱、嗅覚や味覚の異常は見られないが、違和感がある場合はすぐに報告するように伝えられた。また、今後はチームが助言を求められる専門医に状況を説明し、この15人が濃厚接触者にあたるかどうかを見極めていく。14日の会食には、陽性が判明した3人以外にも阪神の選手4人が参加しており、加藤代表は「4人の名前とか全く分からないわけじゃない? もし4人に陽性が出たら接触した人いますか? いませんか? って。聞かなきゃいけないかもしれない」と困惑気味。予断を許さない状況だ。

 30日には3連戦で阪神が使用していた一塁側のロッカールームやベンチなどを中心にナゴヤ球場で消毒作業を行う。ただ、中日でも感染確認となれば、“球界パンデミック”につながりかねない。できる限りの手を尽くしていくが、今は感染者がこれ以上増えないことを祈るしかない。

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  • 新型コロナウイルスの陽性反応が出た伊藤隼。中日の選手ら15人との接触が判明した

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