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サニブラウン、調整困難でも「ポジティブに」 五輪延期でメッセージ公開

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昨年の陸上世界選手権にも出場したサニブラウン。東京五輪でも活躍が期待されている=昨年10月、ドーハ(桐山弘太撮影) 1/1枚  陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が27日、マネジメント会社を通じてビデオメッセージを公開し、新型コロナウイルスの影響で1年程度の延期が決まった東京五輪について「目標は全く変わらない。出る種目すべてで全力を尽くして頂点を目指す」と変わらぬ意気込みを語った。

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 現在は大学の施設などが利用できず、2週間ほど前から自宅周辺でチームメートと練習を継続。以前よりもコンディション調整は難しくなったが「だらけずに、休みというよりは長い準備期間なので、気を引き締めていきたい」と冷静に話した。ただ、練習プランは不透明のままで、延期となった期間を有効活用する方法を今後コーチと話し合っていくという。

 一方、予期せぬ事態に陥った中で自身の精神状態を維持するために大切なことは「ポジティブに考えること」と説明。私生活では手洗いやうがいのほか、免疫力を高めるために果物でビタミンCを多めに摂取するなどのウイルス対策も心がけている。その上で、影響力のあるトップ選手という立場だけに「まずは自分がしっかり安全で、この病気にかからないように行動する」と強調した。

 当面は試合に出場できない状況が続き、新型コロナウイルスの感染拡大が続けば、今後の大会の開催に影響が出る可能性もある。それでも、男子100メートルの日本記録でもある9秒97の自己ベスト更新に向けては「練習や日々培ってきたことを試合で出すのが一番大事になる」と説明。東京五輪での目標も明確に定まっているとし、「ベストコンディションを保って、今年以上の力を発揮したい」と意気込んだ。

 五輪での活躍が期待される短距離のエースは今月6日に21歳になったばかり。走る姿を見られるのは少し先になるが、ウイルスの影響で思うように外出できない子供たちに対しても「ステイセーフ(気をつけて)」とメッセージを送った。

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