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小谷JOC理事、すでに決まった代表選手はそのまま競技するのが「当然」

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産経新聞

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪の1年程度の延期が決まった。選手選考の在り方が議論される中、日本オリンピック委員会(JOC)理事で1988年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)ソロ、デュエット銅メダルの小谷実可子さん(53)が25日、サンケイスポーツの取材に応じ、既に内定している選手の代表資格の保全を訴えた。 (聞き手・角かずみ)

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 --東京五輪の延期が早々に決まった

 「(数日前の)バッハ会長も参加したIOCアスリート委員会の電話会議に私も参加した。世界各国の選手から『いつ決断してくれるのか、選考はどうなるのか』という不安が出ていた中、きのう方向性が見えた。私の周りのオリンピアンやスポーツ関係者は東京五輪をとても支持、期待しているし、感謝もしている」

 --既に内定している選手を含め選考の見直しの可能性がある

 「私の2020年東京五輪の解釈は、開催は2021年だけど、あくまでも『東京2020五輪』。実施が21年というだけで、20年の代表に選考された人がそのまま競技をするのは当然なことだと私は思う」

 --来年に延期となれば新たな選考基準を作る必要があると考える団体もある

 「五輪だって来年開幕することで憲章を変えなければならない。そこを柔軟に対応しているわけだから、従来の規約に縛られるのはナンセンス」

 --“幻の代表”が出る可能性も

 「作ってはいけない。JOCの会長が(モスクワ五輪でボイコットを経験した)山下さんであることも運命的。山下会長だからこそ、今の選手たちに自分と同じ思いをさせたくないというのもあると思う」

 --五輪レースが途中の競技もある

 「それまでのポイントを権利というか、アドバンテージとして残してあげるなど工夫してほしい」

 --JOCの理事としてできること

 「さまざまな意味で、選手が安心してトレーニングができる環境を作ってあげること。また通常より長い期間になったオリンピック準備期間を、オリンピックムーブメント推進に結びつけること。できることがたくさんあると思う」

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