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「福島No.1」美人アナ・野尻英恵 聖火ランナーは「気持ち切り替えて準備」

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産経新聞

 東京五輪が1年程度延期されることを受けて、26日のスタートが目前だった聖火リレーも一旦中止に。2日目の27日に福島県会津若松市で走者を務めることが決まっていた福島中央テレビ(日本テレビ系)の野尻英恵アナウンサー(29)は「中途半端な状況でやるよりも正直、ホッとした」と心境を明かした。

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 昨夏、個人的に応募し、クリスマスイブに当選の知らせが届いたという。先週、自ら走る区間を個人的に下見をしたばかりだったがここ数日、延期や中止などの情報が一気に流れた。

 同局の情報番組「ゴジてれChu!」のキャスターとして、これらを報道する立場である一方、個人的には「翻弄、落胆もしました。だけど、世界情勢を見た場合、延期はベターかなと思う」とうなずいた。

 五輪組織委員会は延期日時が確定後にリレーを再開させる予定で、走者についても「本人の意思を尊重したい」(武藤事務総長)。これには「時間はかかるけど聖火リレー走者への特別な思い、準備が報われるのはありがたい。気持ちを切り替えたい」と前を向いた。

 東日本大震災後の2013年に同局入社。地元出身ではないが「ここが私のホーム」と“福島愛”は負けない。「復興五輪」と位置づけられ、被災地を走る聖火リレーは「世界に福島を“アップデート”できる貴重なタイミング」と強調する。

 「海外に行った際、よく『福島に住んでいるのか?』と驚かれます。世界から見て、福島の印象は9年前から止まったままなんです。原発事故後のさまざまな問題など、同じ県内でも状況は激しい差がある部分もある」と痛感。

 「半面、素晴らしい場所や食べ物もたくさんある。その現状を走者として発信することも一生に一度しかできない、自分の役目ですから」と大きな任務を背負う。

 新型コロナウイルス問題だけでなく、経済の停滞など負の空気が日本列島を覆う。これには郷土の玩具になぞらえて「起き上がりこぼしの精神が大切なんです。福島の人は優しく、辛抱強い。皆が苦労した分、忘れられない瞬間をかみしめたい」。1年後、聖火リレー走者として見事なリベンジを目指す。(山戸英州)

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