外国資本による安全保障上重要な土地買収をめぐり、法整備を検討する政府の有識者会議(座長・森田朗津田塾大教授)が、土地を不適切に利用していると判断された場合、利用の中止を勧告や命令できる制度の導入を提言することが17日、分かった。土地所有者の情報と利用実態を国の調査対象とし、利用実態に応じて規制を行う。政府は年内にまとめられる提言を受け、来年の通常国会で関連法案の提出を目指す。