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アプリで「AIワクチン接種予測」 「そんな先に…」「気長に待ちます」など反響続々 客観視できる詳細情報が好評

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JX通信社のニュース速報アプリ「NewsDigest」内で始まった新機能「新型コロナワクチン接種予測」の画面。左からトップ、記入欄、予測結果表示(一部画像を加工しています) 1/1枚  ニュースエンジンの開発などを手掛ける報道系ベンチャー、JX通信社が運営するニュース速報アプリ「NewsDigest」内で始まった新機能「新型コロナワクチン接種予測」がネットで注目を集めている。16歳以上の全国民の新型コロナワクチン接種スケジュールをAIで予測するという機能で、15日の開始以降、ネットニュースやテレビなどで取り上げられたことで認知度がアップしたようだ。ネット上には、実際に使ってみたユーザーからの反響が多く寄せられている。

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 この新機能は、データサイエンスを専門とする米イェール大学助教授で半熟仮想株式会社代表の成田悠輔氏の監修のもと、共同開発したもの。同アプリ内の特設ページ内に搭載しており、誰でも無料で利用できる。ユーザーが年齢や居住する地域、職業、基礎疾患の有無を入力するとそのユーザー自身に接種の機会が回ってくる時期を判定する。なお、職業を入力する欄は選択式となっており、「医療従事者」「薬剤師・薬局従業員」「救急隊員」「海上保安庁職員」「自衛隊職員」「保健所職員」「検疫所職員」「感染症関連業務に携わる自治体職員」「高齢者施設職員」「その他」の中から選ぶ。

 国民のワクチンへの高い関心に応えるとともに、自治体ごとの接種スケジュールなどロジスティクス上の課題をデータサイエンスの力で明らかにすることで、より広く、早く行き渡ることに貢献したいという狙いがあるという。今後も、実際にワクチン接種を受けた人のデータ提供を受けるなど、機能の拡張を準備しており、予測結果も新たな情報やデータをもとに定期的にアップデートしていく予定とのこと。このため、ユーザーに対し、結果の確認は一度きりではなく、時間をおいて繰り返し確認することを推奨している。

 ツイッターには実際に予測してみたネット民の声が集まっている。最も早い時期で対象者が少ない約1~2カ月以内との判定が出たユーザーもいれば、約7~10カ月以内とだいぶ先になるとの予測が出た人も。

 比較的早めの判定が出たユーザーは、「あまい、ワクチンが本当に日本に届くのかが、不透明だから まあ、半年後に接種できれば良し」「期待し過ぎても疲れてしまうので気長に待ちます」など、一喜一憂しない受け止めが目立つ。約3カ月以降との予測が出ると、「はよ打ってほしいぜ」「早く接種したいんだけどAI予測だと早くて夏」と待ちきれない様子や、「そんな先になるの…」「もうちょっと早く接種出来るかと思ってた」と落胆するユーザーが散見されるようになる。これが半年以降先となると想像がつきにくくなるのか、今度は逆に「何だかピンと来ない」「まだまだ先ですね…それまでに気持ちも変わるかも」「ワクチンを2回接種等考えるとやはり年末くらいかな」「思った通り一番最後だった 20代で特に優先的になる仕事とかもしてないからな」など、冷めた反応が多くなる印象。

 「当たり前ですが、自治体を変えると予測時期が変わりますね」との指摘のとおり、自治体ごとに人口や年齢層分布が異なることから、年齢や基礎疾患などの条件が同じであっても居住地域によって予測結果が異なることには注意が必要だ。

 「予測結果の詳細があって、優先される人の人数等も書いてあったりして興味深い」とのコメントがあるように、接種予測時期の表示に続いて、自分が4つに分類された接種群のどこに該当し、自分と同じ群の対象者数や、各群の割合、年齢層の分布など付随する情報がグラフやマトリクスなどで分かりやすく提示される。この情報から、同じ境遇にいる人が他にも大勢いると自分の置かれた状況を客観視でき、「気持ちの在り方が変わってきますね」とのツイートが示すように、心を落ち着かせる効果もあるようだ。

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