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としまえん、きょう閉園 惜しむ声続々 「史上最低の遊園地。」など過去のユニーク広告懐かしむ投稿も

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としまえん最後の営業日、94年の歴史に幕=8月31日午前、東京都練馬区(酒巻俊介撮影) 1/3枚  東京・練馬区の遊園地「としまえん」が31日で閉園、94年の歴史に幕をおろす。ニコニコ動画が正門前から最後の1日を生中継しているほか、テレビやネットニュースなどでもさまざまに報じられ、注目を集めている。

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 ツイッターには、「たくさんの思い出をありがとう」「本当にありがとうございました」「なんだか切ない寂しくなります」「お疲れ様でしただけど残念だなぁ」「とうとうこの時を迎えてしまった」「閉園してしまうけど、映画の中やMVの中、人の心の中で生き続けるのでしょう」など、同園への感謝の声、そして閉園を惜しむ声が多数寄せられている。

 「としまえんのメリーゴーランド大好きでした。動く美術品、倉庫にしまっておくのはもったいない」「ジェットコースターが楽しかったな」「花火、プール、BBQ、スケート、成人式…、沢山の思い出が詰まった場所」「中学時代はよくおデートに使わせていただきました」「親、友人、彼女、嫁、そして我が子。夏はプールに冬のイルミネーション。その時その時で色んな思い出を作ってくれた」「子供の頃はよく行ってたなぁ 昔は新聞屋さんとかが乗り物券付きの入園券くれたりしてね。保護者無しで行ったは時すごく楽しかった」など、思い出とともに振り返る投稿も少なくない。

 閉園当日ということで、「としまえん、開門しました!」「最後のとしまえん、楽しんできます」「としまえんサイクロン既に2時間待ちって」「としまえんの最終日を見届けにきました」などの“現地レポート”もちらほら。園内に掲示された「としまえんど 本日!!」と書かれたカウントダウンボードの画像を添えたものも見受けられた。

 シンガー・ソングライターの山下達郎が、30日に放送されたTOKYO FM「山下達郎サンデー・ソングブック」の中で、リスナーからの投稿をきっかけに同園の思い出を語り、自身の曲「さよなら夏の日」が同園の「流れるプール」を舞台にしたものだと紹介したことも話題になった。高校時代、当時のガールフレンドとのデートで訪れた流れるプールで雨に降られた思い出を「粉飾して」作ったとのことで、同園にほど近い東京・池袋出身の山下にとって、同園がそうした「中学生、高校生、小学生の記憶とともにある」と感慨深げに振り返った。この日は山下の妻であるシンガー・ソングライターの竹内まりやがゲスト出演していたこともあり、リスナーから「ガールフレンドとの想い出話を妻の前でできるって、素敵」とのツイートも見られた。

 31日の一部地域の新聞に、漫画「あしたのジョー」最終回の1コマを使った、同園から来場者への感謝を伝える全面広告が掲載されたことが呼び水となり、同園の過去のユニークな広告を振り返るコメントも散見された。1986年の「プール冷えてます」、1990年4月1日のエイプリルフールに掲載された新聞広告「史上最低の遊園地。」、2010年にデーブ・スペクター氏を起用し「一刻も早くすべりたいです」とボケたアイススケートリンクの広告、2015年の「世界遺産 狙ってます。」とぶち上げた流れるプールの広告などが例示され、「当時大きな刺激を受けました」「広告のセンスが最高」「この広告は、衝撃だったなあ」などのコメントが添えられていた。

 同園の顔として知られ、「機械遺産」にも指定された回転木馬「カルーセルエルドラド」をはじめとするアトラクションの今後にも注目が集まっていたが、エルドラドは解体され、西武グループの倉庫で保管されること、「チャレンジトレイン」「模型列車」「スナッピー」「バタフライダー」「ミニイーグル」の5施設については埼玉県の西武園ゆうえんちと横浜の八景島シーパラダイスに移設されることをスポニチアネックスが報じた。

 すべてのアトラクションが残されるわけではないが、「一部の遊具が他へ移設されるとのことで、引き続き遊ぶことができるようで、ファンにはとても良い対応なのではないかと思います」「西武園の一部エリアがいま入れないけどそういうことだったか。スナッピーが一番好きだったのでシーパラ遠いがやりに行こうと思う」「チャレンジトレイン、西武園ゆうえんちに移設されるのか!よかった」など、安堵(ど)の声が広がっている。

写真一覧

  • としまえん94年の歴史に幕、最後のチケット=31日午前、東京都練馬区(酒巻俊介撮影)
  • としまえん最後の営業日、正門前には入場を待つ長い列が出来た=8月31日午前、東京都練馬区(酒巻俊介撮影)

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