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夜行特急「WEST EXPRESS銀河」9月デビューにツイ民「めっちゃ乗りた~い!!」 国鉄時代の車両を劇的に改造「まあまあボロい」との声も

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9月11日から運行を始める「WEST EXPRESS 銀河」(渡辺恭晃撮影) 1/1枚  新型コロナウイルス感染拡大の影響でデビューが延期されていた夜行特急「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」が9月11日から運行を始めることになり、鉄道ファンや旅好きのネットユーザーの間で「めっちゃ乗りた~い!!」と話題になっている。豪華なクルーズトレインは富裕層向けでなかなか手が届かないが、ウエストエクスプレス銀河は気軽に乗車できる価格設定が特徴。長距離の列車の旅を楽しく、快適に過ごせる車内設備も充実しており、ファンならずとも多くの人が熱視線を送っている。

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 夜行列車といえば、東京と高松、出雲市(島根県)を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」が人気だが、京都と出雲市(島根県)を結ぶウエストエクスプレス銀河は、乗客が集まって歓談できるフリースペース車両を備えるなど夜汽車の旅も楽しく過ごせる工夫が凝らされている。途中のJR伯備線の備中高梁駅(岡山県高梁市)では、名物の鮎を使った弁当や特産品の販売、伝統芸能などが披露される予定で、乗って楽しい観光特急でもある。

 当初の予定から約4カ月遅れてのデビューに、ツイッターには「良いですよねー」「ウエストエクスプレス銀河で星の鼓動を感じたい」「夜行列車の輝きを今一度!!!」と歓喜の声が殺到。夜行列車が次々と淘汰され衰退の一途をたどるなか、「寝台列車ブームの到来ですね!」と、ファンにとっては“夜汽車復権”を予感させる「朗報」となったようだ。

 上質な設備とサービスを楽しみながら旅をする「クルーズトレイン」も憧れの列車だが、「今の時代『寝台列車』って言ったらサンライズを除き、みんなクルーズトレインな訳で、乗るのにめちゃくちゃハードルが高くなってしまって、悲しい気持ちはわかる」との指摘も。やはりクルーズトレインの敷居は高いだけに、この投稿主は「その中で、寝台ではないにせよ『WEST EXPRESS銀河』が生まれたのは奇跡なんじゃないかってふと思った」とつづった。

 一方、気になるのが、デビュー前からすでに「まあまあボロい」という声が散見されることだ。「ウエストエクスプレス銀河なぁ…。かなりゆっくりしてるからなぁ。いくら改造してるとはいえ、所詮117系やし」といったツイートも。この117系とは、京阪神を結ぶ「新快速」用車両として、昭和54年に登場した国鉄時代の名車で、特別料金のいらない列車とは思えぬ俊足を誇り、「シティライナー」という愛称も付けられていた。

 ウエストエクスプレス銀河の車両はこの117系を改造して誕生したため、「ボロい」という見方を示す人もいるようだ。もっとも、西日本の海や空をイメージしたという「瑠璃(るり)紺」の色をまとい、劇的な変身を遂げた今の姿からは“ボロさ”は少しも感じない。だが、夜行列車ゆえか、それともやはり寄る年波には勝てないのか、「改めて時刻表を見るとWEST EXPRESS銀河が3時間近く後に発車したサンライズ出雲に備中高梁の時点で抜かれてるダイヤがある意味すごすぎる」と、特急列車とは思えぬ“鈍足”ぶりを指摘するファンも見受けられた。

 ウエストエクスプレス銀河は6両編成。グループの利用に適したコンパートメントの「ファミリーキャビン」や、グリーン車指定席の個室などさまざまな座席が自慢だ。当初は5月8日にデビューする予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で遅れていた。当面の間は、日本旅行が企画・実施する旅行商品に限定して販売され、乗客定員を減らして運行されることになるという。それでも注目度は高く、「1回で良いので東京発広島行きの夜行で走らないかな?」「銀河ゆうたら大阪~東京間と思うやん~」など、早くも東京乗り入れを切望する声も相次いでいる。

 レールのつなぎ目を踏む車輪の音が夜行列車の車内に響く…。その旅情あふれる夜汽車の旅を楽しみにしている人は多い。

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