1月、北陸地方を記録的な大雪が襲い、北陸自動車道で最大千台以上の車が立ち往生した。影響は市民生活にも広がり、福井県内のスーパーでは品薄状態が続くなどした。実はこの直前、気象庁は短時間で大量に降る「ドカ雪」を観測したことから、大規模な交通障害に注意を呼びかける情報を発表。だが、その後の事態を見れば、ドライバーに周知できていたとはいいがたい。関係機関は情報共有や初動対応について検証を始めた。(西山瑞穂)