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3号機プール燃料搬出完了 炉心溶融の3基で初 福島第1原発

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東京電力福島第1原発3号機=2020年9月、福島県大熊町 1/1枚  東京電力は28日、福島第1原発3号機の燃料貯蔵プールに残っていた燃料566体の取り出し作業を完了したと明らかにした。平成26年に完了した4号機に続き2基目で、炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機では初となる。

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 強い放射線を出し、原子炉建屋上部にあるプールからの燃料取り出しは廃炉の主要課題。第1原発のリスクを一つ取り除いたことになるが、1、2号機には計1007体が残っているほか、溶融核燃料(デブリ)の取り出しも待ち構える。

 東電によると、同日、最後の6体を敷地内にある共用プールに移し終えた。当面保管を続ける。

 3号機は23年3月14日に水素爆発し、原子炉建屋上部が激しく損傷した。プールには使用済み燃料514体と未使用の燃料52体が入っており、一時は自衛隊のヘリコプターで水を投下したほか、コンクリートポンプ車で外部から注水した。

 26年末に燃料を取り出し始める予定だったが、放射線量が下がらず延期を繰り返し、31年4月に燃料取り出しを始めた。

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