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海水浴場で震災犠牲者慰霊 宮城、津波被害の鐘鳴らし

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 東日本大震災から10年の節目を前に、被災した宮城県七ケ浜町の菖蒲田海水浴場で28日、犠牲者の慰霊法要が営まれた。津波で流された鐘を鳴らし、岩手、宮城両県の僧侶約10人が般若心経を唱えると、約60人の参加者は静かに手を合わせた。

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 海岸の清掃活動などに当たる地元団体が企画。鐘は町内の骨董品愛好者の男性が所有していた物で、津波に流された後、がれきから見つかった。今回、浜辺に打ち上げられた流木で作ったモニュメントに飾られた。

 震災10年を前に、多くの人に祈るきっかけと場所を与えたいと、3月中はモニュメントを撤去せず、鐘は誰でもたたくことができる。

 法要後に鐘を鳴らした、宮城県塩釜市の小学1年四竈華梨さん(7)は「津波で亡くなった人が天国で楽しく暮らしてほしいとお祈りした」。母の由香里さん(40)は「娘は震災を体験していない。海の怖さ、大切さを教えたい」と話した。

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