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第五福竜丸事件、被曝船員励ます子供の手紙紹介 東京の展示館

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「第五福竜丸」の乗組員に宛てた手紙と展示館学芸員の市田真理さん=26日、東京都江東区 1/1枚  「こんなじっけんさえなければ」-。昭和29年の米国による水爆実験で被曝(ひばく)したマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員に子供たちが送った手紙を紹介する企画展が、東京都江東区の「第五福竜丸展示館」で開かれている。3月1日で被曝から67年。学芸員の市田真理さんは「当時の子供たちの不安や怒りが伝われば」と話している。

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 米国が太平洋・ビキニ環礁で水爆実験を実施したとき、東に約160キロの海上にいた第五福竜丸は放射性降下物「死の灰」を浴び、23人の乗組員が被曝。静岡県焼津市に戻った後、治療を受けたが、半年後に無線長の久保山愛吉さん=当時(40)=が死亡した。新聞やラジオで報道されると、乗組員が入院していた病院に全国から励ましの手紙が届いた。

 展示館は、その一部の約3千通を所蔵しており、半数が子供から。うち約60通の複製を展示している。

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