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まさに追い風に乗る杉咲花 河内弁の長ぜりふもこなす演技巧者、大食いキャラはきっぱり否定

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産経新聞

『おちょやん』の展開も楽しみな杉咲花 1/1枚  【年女いい女】

 年女にして、NHK連続テレビ小説『おちょやん』のヒロインというのは、これ以上にない舞台設定だろう。女優、杉咲花(23)はまさに追い風に乗っている。

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 その『おちょやん』だが、前半、かなりコテコテの河内弁が飛び交ったこともあり、視聴率こそ少々振るわないが、杉咲の女優魂が炸裂(さくれつ)している。東京出身の彼女が、河内弁を違和感なく使いこなし、長ぜりふをそらんじて、たんかを切るのである。

 「彼女はこの若さながら、日本アカデミー賞やエランドール賞、各映画祭で受賞歴がある演技派です。関西の言葉がうまいのは耳がよく、言葉へのセンスがいい証拠です。この朝ドラで、その演技巧者ぶりがお茶の間にも浸透するでしょう」と映画関係者。

 『おちょやん』で彼女の演技巧者ぶりがうかがわれるシーンは長ぜりふだけではない。映画の撮影所にもぐりこもうとする千代(杉咲)と守衛のコミカルなやりとりのシーンでのこと。

 守衛役は松竹新喜劇の代表でもある渋谷天外(66)。なんとこのやりとりが、実は現場で繰り広げられたアドリブだったことが、『おちょやん』の公式ツイッターで明かされているのだ。

 「関西喜劇界の重鎮である渋谷天外を相手に、ハゲヅラまでかぶっての堂々たる演技です。コメディエンヌとしての才も感じさせます」と在阪舞台関係者は目を見張る。

 そんな杉咲がお茶の間から注目されたのが、2011年から出演していた味の素の「Cook Do」のCM。山口智充(51)と競い合うようにホイコーローをほおばる姿を記憶している人も多いのではないだろうか。

 このCMのインパクトが強かったせいか、大食いキャラだと思われがちだが、これは本人がきっぱりと否定している。

 21年には『おちょやん』のほか、アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』(6月25日公開予定)で、ヒロインであるコンプレックスを隠すマスク少女の声を担当するなど活動の幅を広げていく。

 そんな彼女、女優になるきっかけは、幼稚園の発表会だった。人前で堂々たる演技を見せる姿に、母親が演技の道を歩ませようと決意したというのだ。才能というのは、隠し切れないものなのだ。

 ■杉咲花(すぎさき・はな) 1997年10月2日生まれ、23歳。東京都出身。子役時代から活躍し、2013年の『夜行観覧車』(TBS系)で注目される。第40回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞など受賞歴多数。

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