記事詳細

レディー・ガガ、バイデン大統領を引き立て見事な国歌独唱! 目を奪われたエンターテイナーぶり 肥留間正明氏「日本ももっとタレントが政治に発言を」

更新
産経新聞

大統領の就任式で国歌を熱唱するレディー・ガガ(AP) 1/1枚  米国のバイデン大統領の就任式で見事な歌声を聴かせたのが歌手、レディー・ガガ。文化芸能評論家、肥留間正明氏がガガの歌を読み解く。

<< 下に続く >>

 これほど歌がうまかったのか! 国歌『星条旗』を歌ったレディー・ガガの歌唱力に聞き入るしかなかった。過去に『星条旗』を歌った歌手は多いが、彼らの歌唱力をしのぐエンターテイナーぶりに目を奪われた。

 歌がうまいだけではない。ポピュラーソングのように見事にアレンジ、彼女の歌は、サビの部分に入ると一気に心が盛り上がる。ガガの歌唱力に、アメリカ人だけでなく日本人も聴きほれた。

 確かにオリンピックで聴く演奏の「星条旗」は荘厳な曲だ。それだけにド派手なレディー・ガガが歌うと聞けば、場違いではと思ったファンも多かったのではないか。だがそれは杞憂(きゆう)に終わった。

 ガガの歌で盛り上がった後に登場したバイデン大統領は、彼女の引き立てで一層輝いてみえた。ガガの歌は、これ以上ない応援歌になり、トランプ前大統領の存在を吹き飛ばした。

 日本に目を移すと大舞台で『君が代』を歌った歌手は多い。だが、多くの歌手が歌の重厚感に押されてしまう。日本の歌手はあくまで添え物にすぎない。

 しかし、米国は国民の代表として大統領のつゆ払いをする。日本の政界も見習って、もっとタレントを重要視して使ってもいいのでは。

 就任式を終えたガガはオバマ元大統領としばし会談も。それはあいさつ程度ではなく5分以上にも及んだ。元大統領と対等に話し込むガガを見ていると、米国社会におけるタレントの存在感の大きさを見せつけられた。

 「タレントは政治に介入してはいけない」。この言葉は日本の芸能界では不文律になっている。だが、今やその不文律を超えようとしている。沖縄の歌手たちは自分たちの主義主張を歌に込め、日常生活の舞台で遠慮せず歌っている。

 日本のタレントたちも遠慮なく政治に発言する時代を迎えている。

ピックアップ

    注目ニュース

      アクセスランキング

      iza! ソーシャルメディア公式アカウント

      • twitter
      • facebook
      • iza!を読む
      ×