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NHK朝ドラ「おちょやん」一瞬の出番ながらも破壊力抜群、“キングボンビー”テルヲ襲来にネット騒然「バンブーベロニカにしておけば…」

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竹井テルヲ役を演じるトータス松本 (C)NHK 1/1枚  NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第35話が22日、放送され、最後のシーンにトータス松本演じる竹井テルヲが登場。時間にしてわずか数秒、表情は見えず、後ろ姿だけの出番だったが、多くの視聴者がその存在を忘れかけていたこともあってか、久々の登場にネットが荒れる一幕があった。

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 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。主人公の竹井千代役を女優・杉咲花が演じる。

 テルヲは千代の実父。大阪・南河内の貧しい農家で鶏の世話などをして生計を立てていたが、新しい妻、栗子(宮澤エマ)が家に来たことで邪魔になった千代を追い出し、道頓堀へと奉公に出した。さらにその8年後、借金を作って再び千代の前に登場。「また昔みたいに一緒に暮らそう」などと優しい言葉をかけ、千代を喜ばせたが、これが真っ赤な嘘。千代を別の店に身売りして自分の借金を半分に減らしてもらうという魂胆で、それが千代にバレてしまうと今度は逆ギレし、「ええんか、ホンマにそれで!?どないなっても知らんさけな!」と捨てゼリフを吐いた。

 その後、千代が当時働いていた芝居茶屋「岡安」にテルヲの借金取りが現れ、嫌がらせを連発。千代が身売りを断ったことの報復行為が続いた。借金の問題は岡安の女将、岡田シズ(篠原涼子)によって解決したが、千代は、これが発端で道頓堀にいられなくなり、京都へとやってきたのだ。

 行くあてもないなか、たどり着いた京都で、カフェー「キネマ」で女中として働くようになり、同僚たちと生活するなかで「女優になりたい」という自分の思いに気づいた千代。その後、「山村千鳥一座」の座員となり、その座長、山村千鳥(若村麻由美)の紹介で活動写真(現在の映画)を作る鶴亀撮影所に入った。右も左もわからないまま飛びこんだ世界で、先輩女優からのイジメや初恋からの失恋など、さまざまな苦労を経験した千代は、入所から3年後、名前のある役で活動写真に出演できるようになっていた。

 第35話は第7週「好きになれてよかった」の最終日で、そのエンディングにお金のニオイを嗅ぎつけたテルヲが襲来。千代の名前が載ったチラシを握りしめながら撮影所の門の前に立ち、「ハハハハハ!見つけたで~!」と高笑いするシーンが描かれた。

 ドラマファンにしてみれば、テルヲはまさに疫病神。千代の生活が軌道に乗り始めたタイミングだっただけに、この転換にネットが騒然となった。ツイッターには「ついにテルヲが帰ってきた…」「(活動写真の撮影のセリフで千代が)お父ちゃ~ん!!と呼んだら、本当に来てしまった」「忘れた頃にやって来る」「千代ちゃんがうまく行き始めると出てくるテルヲ。テレビもスマホもない時代に、なんという嗅覚…。ホントに恐ろしいよ」「テルヲ襲来にTLが大荒れw」などのツイートが殺到した。

 また、想像力豊かな視聴者からは「千代ちゃんの名前の載ったチラシを手に『これ娘やねん。そらもう別嬪や、嘘やと思ったら活動写真観に行ってみ。ちっさい頃から親孝行の娘で。会いに行ったら喜んでまた親孝行してくれるに決まっとる』と良くない連中に吹聴してると勝手に想像して勝手に腹を立てている」という書き込みが到着。テルヲを人気ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズのペナルティーキャラ、「キングボンビー」に重ねるネットユーザーも多く、「なんかもう、桃鉄のキングボンビー並にテルヲはいらんことするから、登場すると胃が痛くなるような気持ち」「おちょやん、テルヲが現れるとキングボンビーに憑かれたみたいな気分になるな」「テルヲがキングボンビーに見えてきた。逃げて千代ちゃん!」などのツイートも見受けられた。

 千代は撮影所の試験に合格した際、監督のジョージ本田(川島潤哉)から芸名をつけることを打診され、一旦はこれを受け入れた。しかし、ジョージから提案された名前が「バンブーベロニカ」だったため、千代は本名で働く道を選んだ。

 SNSには、当時を思い出しながら、「やはり本名ではなく、バンブーベロニカを芸名にすべきだったか」などと指摘するドラマファンも少なくなかった。さらに番組の公式ツイッターも放送後「こんなことになるなら千代ちゃん、バンブーベロニカにしといたらよかったやん…。あぁでも、(弟の)ヨシヲに気づいてもらうには、本名でやらなあかんし涙」とツイート。視聴者の共感を集めた。

 25日から物語は第8週に突入。時代も大正から昭和に移り、新たなステージに入るが、テルヲの登場で波乱の展開となりそうだ。

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