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星野源、ミスチルも…昨年のNHK紅白、5件が事前収録 理解示す視聴者の一方、大晦日をリアタイ共有できず落胆するファンも

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NHK放送センター外観=東京都渋谷区 1/1枚  NHKの正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長の定例会見が20日、東京・渋谷の同局で行われ、昨年末の紅白歌合戦で5シーンが生歌唱ではなく事前収録だったことが発表された。特別企画の「紅白 ディズニースペシャルSPメドレー」以外は、収録であることを事前に明らかにしていなかった。ツイッターには、感染症対策に理解を示す声がある一方で、大みそかの夜を推しのアーティストとリアルタイムで共有できなかったことに落胆するファンのコメントも寄せられている。

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 収録はディズニーメドレーのほか、YOSHIKI、Mr.Children、星野源(歌唱前トークは生放送)、玉置浩二の5シーン。NHKの担当者は「紅白歌合戦は生放送でずっとやってきたが、さまざまな状況の中で収録しなければいけない演出上の都合が出てきている。どこまでが許されて、どこまでが許されないというものではない」と説明している。昨年の紅白は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、放送開始以来初めて無観客で開催した。

 この発表に、ツイッターでは「なんですと?」と驚いたネット民もいたものの、ディズニーメドレーについては事前に知らされていたこともあってか「最後全員歌で集まる映像で居なかったので多分そうかなとは思っていたけどね」「NHKホールに乃木坂全員出演した後に、ディズニーランドで乃木坂メンバーいるディズニーメドレーなので織り込み済だと思っていた」「ディズニーメドレーのはわかった。シンデレラ城の時計写ってたし」「観ててこれは収録だろうなって普通にわかった」などと、想定内だったユーザーが少なくない。中には「え?全部事前収録じゃないの? LIVEって文字外してたよね?」と拡大解釈していた人も。

 長時間にわたる生放送が売りだった紅白で、大幅に事前収録を採用したことについては、「安全を考えれば、全て個別の事前収録でも仕方ない」「音楽番組はしばらく生じゃなくて出演者さんスタッフさんが安全にできる方法でいいでしょ」「いちいちこれは収録ですとか言うのも興ざめだしな。別にええやん」「これを話題にすること自体どうかしてる」など、コロナ禍の時世に鑑みた冷静な受け止めが目立つ。「全然問題なしです。なんども感動した紅白でした」「クオリティ高ければ、生でも収録でもどっちでも良いです。今回は楽しかった」「収録だろうが生放送だろうが素晴らしい歌声であることにかわりない」など、番組内容を高く評価したうえで、生放送にはこだわらないとのコメントも散見される。

 その一方で、「紅白=同じ時間を共有出来るかも……という微かな期待はしていたけど」と、大みそかの夜をアーティストや番組制作者、そして同じ番組を見ている他の視聴者とリアルタイムで共有することを楽しみにしていたツイ民からの落胆のつぶやきも見受けられる。事前収録であったことが明かされた星野源やMr.Childrenのファンは、「星野源さんはショックでした(涙)」「『○○スタジオ』って字幕出たので中継が別スタジオに移動しただけだと思ったのに、なんかショックだわ。あの時に桜井さんがテレビの前のみんなに語りかけて、ミスチルが今歌ってくれている!と思っていたのに…」と肩を落とし、「ディズニーメドレーだけじゃなくてこんなに事前収録組おったんか…もはや大晦日にやらんでもええやん…」「新型コロナを口実に、『大晦日という現実』をまざまざと破壊した」との苦言も見られた。

 また、感染症対策に理解を示しつつも、従来の紅白とはあまりに異なる演出だったことに「COVID感染拡大の中ではいたしかたないが、違和感を感じたことはあった」と戸惑いの声もあがっている。「演者同士の掛け合いも最小限で、生である必要性に欠ける構成でもあった」「収録でいいなら、いよいよもうあの紅白集まる必要なくないか」「FNSも紅白もカウコンもこのご時世だものリスクおかしてまで誰が生を求めるの?」など、番組のコンセプト自体が揺らいでいると感じる視聴者もいるようだ。

 このほか、「発表遅くないですか?」「このご時世だから事前収録前だよ、って前以て言えば良いのに」「最初に言ってくれたら、それではそれで良いのに、なんか裏切られた気分」など、放送から発表まで間が空いてしまったことに不信感を抱くツイートもあった。

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